90年代のオルタナティブ・ロックシーンが、再び注目を集めている。2025年7月2日から10日まで、伊勢丹新宿店本館3階で開催されるポップアップイベント「オルタナティブ・ロックと写真、アートの関係性」が、音楽ファンとファッション愛好家の間で話題を呼んでいる。

このイベントは、セレクトショップ「FREAK'S STORE」の旗艦店に併設されたギャラリー「OPEN STUDIO」がキュレーションを手掛ける。90年代に花開いたオルタナティブ・ロックが、音楽、写真、アートをどのように結びつけ、ファッションの潮流に影響を与えてきたかを紐解く特別展示となっている。

注目の的となっているのは、伊勢丹新宿店限定で先行販売される「SMASHING PUMPKINS」の限定デザインTシャツだ。90年代を代表するバンドのオリジナルデザインを、当時のプリンタブルTシャツを忠実に再現したボディに落とし込んでいる。米綿100%の丸胴仕様、ロック付けの縫製、天地引きの袖と裾など、ディテールにこだわり抜いた逸品となっている。

他にも「SONIC YOUTH」「Dinosaur Jr.」といった伝説的バンドのTシャツや、写真家チャールズ・ピーターソン、ジョセフ・スザボの作品をフィーチャーしたアイテムも展開。すべて14,850円（税込）という、ヴィンテージ市場の高騰を考えれば驚きの価格設定だ。

FREAK'S STOREの担当者は「たかがTシャツに本気で向き合った最高の1枚です」と自信を見せる。90年代カルチャーを体験した世代はもちろん、若い音楽ファンにとっても、オルタナティブ・ロックの魅力を再発見する絶好の機会となりそうだ。

音楽、アート、ファッションが交差する唯一無二の空間。伊勢丹新宿店での7日間限定イベントは、90年代カルチャーの熱気を現代に蘇らせる注目の企画となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000684.000002246.html