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インドの魂を描く「ゴンド・アート」が再び!待望の新装版画集が発売、限定特典付き

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報道発表
『ゴンド・アート インドの民族画』(プレスリリースより)

インドの先住民族が描く「ゴンド・アート」が再び注目を集めている。河出書房新社から2021年に刊行され、早々に品切れとなった画集『ゴンド・アート インドの民族画』が、多くのファンからの要望に応えて新装版として蘇った。2025年6月27日の発売を前に、アート愛好家たちの期待が高まっている。

ゴンド・アートとは、インド中央部に住むパルダーン・ゴンド族による独特の絵画芸術だ。想像上の生き物や森の動植物、神話や寓話をモチーフに、細かく美しいパターン模様で彩られた作品は、その独創性と表現力で世界的な評価を得ている。本書には、インドの国民栄誉賞に相当するパドマ・シュリー勲章を受賞した2名を含む、21人の画家の作品が収録されている。

新装版の特徴は、初回出荷限定で付属する活版印刷の特製しおり。ゴンド・アートをモチーフにした3種類の絵柄が各3色、計9種類の中からランダムで1枚が挟まれている。また、コデックス装の製本により、見開きで作品を存分に楽しめるよう工夫されている。

さらに、刊行を記念して東京・神楽坂のギャラリーRom maaiで展示会「vanaspati ヴァナスパティ」が開催される。7月4日から10日まで行われるこの展示会では、編者のTouch the GONDが新たにインドから持ち帰った新作も展示される。また、7月9日には特製ジンの試飲会や談話会も予定されており、ゴンド・アートの魅力をより深く体験できる機会となりそうだ。

ゴンド・アートは、その独特の世界観と表現技法で、現代アートの分野でも高い評価を受けている。伝統と革新が融合したこの芸術形態は、グローバル化が進む現代社会において、文化の多様性と創造性の重要性を改めて問いかけているようだ。

アートファンはもちろん、異文化に興味を持つ人々にとっても、この新装版『ゴンド・アート インドの民族画』は見逃せない一冊となりそうだ。インドの奥深い文化と芸術の世界へ、あなたも旅立ってみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000979.000012754.html