岩手発のアート企業が世界を席巻!ヘラルボニー、カンヌライオンズでゴールド受賞の快挙


岩手県を拠点とするクリエイティブカンパニー「ヘラルボニー」が、世界最大級のクリエイティビティの祭典「カンヌライオンズ」で「Glass: The Lion for Change」ゴールドを受賞し、その喜びを岩手県知事に報告した。この快挙は、障害のあるアーティストの作品を世界に発信し続けてきた同社の7年間の軌跡が実を結んだ証といえる。
ヘラルボニーの代表取締役である松田文登氏と松田崇弥氏、そして契約作家の小林覚氏らがカンヌライオンズの公式プログラムに登壇。知的障害のある人が世界的な舞台に立つという画期的な出来事となった。達増拓也岩手県知事は「世界的に有名な企業と同じステージでゴールドを受賞したことは快挙」と称賛し、ヘラルボニーの家族的なコミュニケーションと地域に根ざした活動を高く評価した。
この受賞を記念し、ヘラルボニーは様々な特別企画を実施。6月30日までの期間限定で、全商品の作家へのロイヤリティを2倍に増額。また、3,000円以上の購入者には小林覚氏による描き下ろしアートステッカーをプレゼントする。さらに、カンヌで獲得したゴールドトロフィーを8月4日まで岩手県盛岡市のISAI PARKで展示する。
ヘラルボニーの挑戦は、障害のあるアーティストの才能を世界に示すだけでなく、インクルーシブな社会の実現に向けた大きな一歩となった。岩手を拠点に、アートを通じて社会変革を目指す同社の今後の展開に、世界中から注目が集まっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000422.000039365.html