神戸市が誇る都市と農漁業の近接性を活かした新プロジェクト「KOBE NOU-GYO Lab」（神戸農漁ラボ）の参加者募集が始まった。このプログラムは、生産者とクリエイターが協力して、神戸の里山や里海を舞台にした農業・漁業体験コンテンツを開発するという画期的な取り組みだ。

神戸市は、都市部と農漁業エリアが近接するという珍しい地理的特徴を持つ。さらに、デザイン都市として知られる神戸には、多様な分野のクリエイターが集まっている。この二つの強みを組み合わせることで、神戸の一次産業に新たな可能性を見出そうというのが本プログラムの狙いだ。

参加者は、クリエイターとチームを組み、自らのアイデアを形にしていく。例えば、農家民泊の立ち上げや、漁業体験の企画など、これまで実現が難しかったプロジェクトも、専門家のサポートを受けながら進めることができる。最大20万円相当のデザイン費やアドバイス費用のサポートもあり、参加者の金銭的負担を軽減している。

プログラムは2025年8月から始まり、約半年間にわたって行われる。参加費は2万円（税込）で、募集人数は10名。応募締切は2025年7月25日だが、定員に達し次第終了するため、興味のある方は早めの応募がおすすめだ。

このプロジェクトを通じて、神戸の生産者の販路拡大や収入増加、都市と生産地の継続的な交流、そして地産地消の促進が期待される。神戸の魅力を再発見し、新たな形で発信していく絶好の機会となりそうだ。

詳細情報や応募方法については、公式サイト（https://satoumikobe.jp/）を確認してほしい。神戸の未来を創る新たな挑戦に、あなたも参加してみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000050721.html