アートと日常生活の融合を探求する特別な展覧会が、大丸東京店で開催される。「Beyond the WINDOW ―クリス智子と暮らしとアート―」と題されたこの展示会は、人気ラジオパーソナリティのクリス智子さんがキュレーションを手がけ、2025年7月30日から8月5日まで行われる。

大丸松坂屋百貨店が運営するアートメディア「ARToVILLA -アートヴィラ-」とのコラボレーションによって実現したこの展覧会では、クリス智子さんが「自然」「ガラス」「ローカリティー」をテーマに選んだ5組の作家の作品が展示される。有馬晋平、潮工房（小西潮、江波冨士子）、康夏奈、都築まゆ美、フランシス真悟といった注目のアーティストたちが、絵画から工芸品まで幅広いジャンルの作品を披露する。

クリス智子さんは「窓が一番のアート」と語り、日常空間にアートを取り入れることで生まれる新たな気づきや会話の可能性を提案している。この展覧会は、アートを身近に感じ、暮らしに取り入れる最初の一歩を踏み出すきっかけとなるだろう。

展示される作品は、有馬晋平の柔らかな曲線美を持つ「スギコダマ」、潮工房のイタリアンスタイルと日本文化を融合させたガラス作品、康夏奈の自然体験から生まれた生命力溢れる作品、都築まゆ美の日常風景を描いた油彩画、フランシス真悟の抽象的な色彩表現など、多岐にわたる。

会場となる大丸東京店10階の「ART GALLERY1」では、これらの作品を通じて、アートが日常に溶け込む心地よさを体感できる。入場は無料で、アート愛好家から初心者まで幅広い層が楽しめる内容となっている。

ARToVILLAは「一人ひとりが自分の好きなものとアートを結びつけて話しはじめてみたら、アートの楽しみ方はもっと豊かに広がる」というコンセプトのもと、アートをより身近なものにすることを目指している。この展覧会を通じて、多くの人々がアートと日常生活の新たな関係性を発見し、豊かな文化体験を得ることができるだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003193.000025003.html