福岡の中心地、大名エリアにあるYUGEN Gallery FUKUOKAで、注目のアーティストSAORI KANDAの個展「生命讃歌-sanctuary-」が開催中だ。2025年7月24日まで続くこの展覧会では、女神と龍をモチーフにした神話的な世界観が広がっている。

SAORI KANDAは、音楽や舞踊、衣装など多様な表現を融合させた「踊絵師」として知られる現代アーティストだ。今回の展示では、2024年に東京での個展で話題を呼んだ《Dragon ∞ Goddess Harmony 御神器》を中心に、バリ島で描かれた新作も公開されている。

作品からは大自然と魂が融合した生命力が感じられ、絵画の枠を超えた表現力が観る者の心を捉える。SAORI KANDAは「命の声に丁寧に耳を澄ます」経験を通じて、"Self Love"すなわち生命を愛する喜びに満ちたストーリーを展開している。

展示作品の中には、《Goddess of Eros》や《Goddess of LOVE》など、女性の神秘性や生命力を表現した作品も含まれている。これらの作品は、死生観における命の源としての"性"に向き合い、自己愛の重要性を訴えかけている。

SAORI KANDAの作品は、単なる視覚的な美しさだけでなく、観る者の内面に働きかける力を持っている。この機会に、アートを通じて自己と向き合う貴重な体験をしてみてはいかがだろうか。

展覧会は2025年7月24日まで開催中。入場は無料で、火曜日以外の11時から19時まで観覧可能だ。また、作品はYUGEN Galleryの公式オンラインストアでも購入できるので、気に入った作品があれば自宅に飾ることもできる。

現代アートの新たな可能性を感じさせるSAORI KANDAの世界。福岡の夏を彩る、魂を揺さぶる展覧会に足を運んでみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000478.000074187.html