結婚式のあり方に新たな風を吹き込む革新的なアプローチが、業界最大級のコンテストで高い評価を受けた。愛知県を拠点に全国でオリジナルウェディングをプロデュースするWEDDING LAPPLE（合同会社SCENES）のウェディングプランナー、東佐江子氏が、リクルートブライダル総研主催の『GOOD WEDDDING AWARD 2025』においてグランプリを獲得した。

東氏が提案したのは、「ルーツを辿る結婚式」と題された3日間にわたるウェディングプラン。従来の「1日で行う」という概念を覆し、新郎新婦や家族との深い対話を通じて、結婚式の本質的な意味を探る試みだ。このアプローチは、単なる進行ではなく「心が動く体験」として結婚式を再定義し、業界に新たな視点をもたらした。

プランの特徴は、3日間それぞれに意味を持たせた構成にある。1日目は新婦と両親の関係を深め、2日目は両家の絆を強める機会とし、3日目には人生を支えてくれた人々が一堂に会する。この独創的な設計により、感情の流れに沿った「祝福の情景」が丁寧にデザインされている。

WEDDING LAPPLEは「祝福の情景が生きる力となる結婚式」をコンセプトに掲げ、対話を通じて新郎新婦の本音を引き出し、その想いを「情景」に変える結婚式づくりを行っている。今回のグランプリ受賞は、こうした理念と実践が高く評価された結果と言える。

結婚式の形式が多様化し、「挙げない選択」も増える中、改めて結婚式の持つ力に光を当てたこのプランは、業界内外から注目を集めている。WEDDING LAPPLEの革新的なアプローチは、これからの結婚式のあり方に大きな影響を与える可能性を秘めており、今後の展開が期待される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000155749.html