世界的メディア「TIME」とレゴグループが共同で、世界を変える可能性を秘めた10人の少女たちを「Girls of the Year」として選出した。この取り組みは、少女たちの創造力と可能性を称える画期的な企画だ。

選ばれた10人の少女たちは、スポーツ、科学、芸術、環境保護、社会貢献など、様々な分野で活躍している。注目すべきは、日本からアスリートの吉沢恋さん（15歳）が選出されたことだ。他にも、ニュージーランドの作家ルテンド・シャダヤさん（16歳）、中国のイノベーターヴァレリー・チウさん（15歳）など、世界各国から才能あふれる少女たちが選ばれている。

この企画の背景には、少女たちが「ものづくり」に対して距離を感じている現状がある。レゴグループの調査によると、約70％の若い女性が「自分はものをつくるのが得意だと思わない」と感じているという。また、72％の保護者が「少女たちにとって、"世界を築いている女性たち"のロールモデルが身近に感じられていない」と考えていることも明らかになった。

TIMEのシニアエディター、ダヤナ・サーキソヴァ氏は「この世代は、"変化"を起こすのに大人になるのを待つ必要はないと認識している」と語る。実際、選出された少女たちは12歳から17歳という若さで、すでに社会に変化をもたらす功績を残している。

レゴグループは、この企画を通じて少女たちが自分の力を信じ、可能性を広げていけるよう後押ししている。「SHE BUILT THATレゴ® ぜんぶ、かなえよう！」キャンペーンの一環として、性別にとらわれず、少女たちが創造力を発揮できる社会の実現を目指している。

「Girls of the Year」に選ばれた10人の少女たちは、まさに次世代のロールモデルとなる存在だ。彼女たちの活躍が、世界中の少女たちに勇気と希望を与え、より良い未来を創造する原動力となることが期待される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000202.000048417.html