デジタルクリエイターの間で絶大な人気を誇る「CLIP STUDIO PAINT」が、南米のクリエイティブシーンに新たな波を起こす。開発元のセルシスは、8月14日から17日にかけてアルゼンチンで開催される大規模ポップカルチャーイベント「Crack Bang Boom 2025」への協賛を発表した。

この協賛は、セルシスのグローバル展開強化戦略の一環だ。世界5,000万人以上のクリエイターに愛用される「CLIP STUDIO PAINT」の認知度をさらに高め、新規ユーザーの獲得を目指す。同時に、アルゼンチンを中心とした南米のクリエイターたちの創作活動を支援する狙いもある。

イベントでは、アルゼンチンの人気アーティストPaula Andrade氏とフランスのマンガ業界で活躍するFrédéric TOUTLEMONDE氏によるライブドローイングが行われる。両氏は「CLIP STUDIO PAINT」を使用し、その実力を存分に披露する予定だ。また、アルゼンチンの権威あるコミック賞「Trillo賞」の受賞者には「CLIP STUDIO PAINT」が贈呈される。

さらに、イベント内の「アーティストアレイ」参加者全員に「CLIP STUDIO PAINT」のライセンスが提供される。これにより、多くのアーティストが最新のデジタル制作ツールを体験できる機会が生まれる。

セルシスの今回の取り組みは、南米のクリエイティブシーンに新たな刺激を与えるだけでなく、グローバルなクリエイターコミュニティの拡大にも貢献しそうだ。デジタルツールの進化と、それを活用するクリエイターたちの活躍が、今後ますます注目を集めることは間違いない。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001008.000005223.html