渋谷駅前の景観を一新する大胆なアートプロジェクトが始動した。一般社団法人渋谷駅前エリアマネジメントが主催する「TYPELESS Vol.3」が、渋谷マークシティ前の柱8本をキャンバスに、新たなアーティストを募集している。

このプロジェクトは、渋谷駅前の落書きやステッカーによる景観問題の解決、再開発中の公共空間の魅力向上、そしてアーティストの挑戦の場の創出を目指している。2023年度から始まったこの取り組みは、今回で第3弾を迎える。

応募期間は2025年9月1日から30日まで。選ばれたアーティストの作品は、2026年2月から渋谷の街を彩ることになる。駅利用者や訪日観光客など、多様な人々が行き交う場所だけに、インパクトは絶大だ。

審査は書類選考とプレゼンテーションの2段階で行われる。最終審査は2025年10月20日午後に渋谷近郊で実施される予定だ。応募には、アーティストのプロフィールや実績、そして渋谷駅前で表現したい内容についての資料が必要となる。

「遊び心で、渋谷を動かせ。」をコンセプトに掲げる渋谷駅前エリアマネジメント。このプロジェクトを通じて、工事中の賑わい創出や渋谷の将来像の発信を目指している。運営協力には、アートと社会を繋ぐプロジェクトデザインを得意とするEmbedded Blue Inc.が名を連ねる。

渋谷のカルチャーの結節点として、さらなる魅力を引き出すこのプロジェクト。アーティストたちの斬新なアイデアが、どのように渋谷の街を変えていくのか、今から期待が高まる。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000112276.html