カメラ映像機器工業会（CIPA）が主催する「CP+（シーピープラス）」にて、新進写真家発掘のためのフォトコンテスト「ZOOMS JAPAN（ズームス・ジャパン）2026」の作品募集が始まった。このコンテストは、フランスの「LES ZOOMS（レ・ズーム）」に賛同して2015年から開催されており、今回で9回目を迎える。

応募期間は2025年9月1日から11月30日まで。プロ・アマチュアを問わず、世界で活躍したい写真家を対象としている。審査には、フランス写真界の著名な編集者や撮影ディレクターが起用され、グランプリと準グランプリが選出される。

受賞者には豪華な特典が用意されている。「CP+ 2026」（横浜）と「Salon de la Photo」（パリ）での作品展示、パリへの往復航空券と宿泊費、さらに10万円の渡航準備金が提供される。また、パリでフランス写真界のキーパーソンからアドバイスを受ける貴重な機会も得られる。

応募条件は、1人1テーマのみで5〜10点の作品を提出すること。撮影機材は問わず、画像処理ソフトやAIの活用も可能だが、応募者自身が撮影したオリジナル画像をベースとすることが必須だ。

過去の受賞作品を見ると、「Known Unknown」（村上賀子）や「寂として」（竹腰隼人）など、独創的なテーマと表現力豊かな作品が選ばれている。これらの作品は、写真を通じて新たな視点や感性を提示し、国際的な舞台で高い評価を得ている。

「ZOOMS JAPAN 2026」は、日本の写真家が世界に羽ばたくための重要なステップとなるコンテストだ。応募を考えている写真家は、公式ウェブサイト（https://cpplus.jp/zoomsjapan/）で詳細を確認し、自身の作品で世界に挑戦する準備を始めよう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000086300.html