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芥川賞作家の小説が映画化!川床明日香が初主演で挑む『うるさいこの音の全部』

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報道発表
プレスリリースより

芥川龍之介賞受賞作家・高瀬隼子の小説『うるさいこの音の全部』が、待望の映画化決定を果たした。この度、主演に抜擢されたのは、モデルから女優へと活躍の場を広げる川床明日香。彼女にとって初の映画主演作品となる。

本作は、ゲームセンター店員として働きながら、ペンネームで小説家デビューを果たす主人公・長井朝陽の姿を描く。文学賞受賞をきっかけに、周囲の態度が変化していく中で、現実と小説の世界が交錯していく様子が繊細に描かれる。

監督を務めるのは『ぬけろ、メビウス!!』で注目を集めた加藤慶吾。脚本は同作でタッグを組んだ村上かのんが担当する。二人は原作の持つ繊細な心理描写と特殊な構成を、映画ならではの表現で再構築することに挑戦する。

高瀬隼子は「自分の書いた小説が映像化するのは初めてで、人物が、物語が、スクリーンの中でどのように息をするのか、全然想像できなくて、すごく楽しみです」とコメント。主演の川床明日香も「同じであるのに違う自分への違和感たちをどう映像に映し出せるのだろうと今から胸をときめかせています」と意気込みを語っている。

映画『うるさいこの音の全部』は2025年秋に撮影開始、2026年冬の公開を目指して制作が進められている。また、作品の完成度を高めるため、クラウドファンディングの実施も予定されている。日本文学と映画の新たな可能性を切り開く本作に、今から期待が高まる。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000759.000043732.html