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東欧の色彩が奈良に!福井さとこの絵本原画展で、スロバキアの美しさを体感

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報道発表
プレスリリースより

奈良県立図書情報館で、絵本作家・版画家の福井さとこさんの原画展が開催される。福井さんは、スロバキア留学時代に培った独特の色彩感覚と感性で、国際的に高い評価を受けている注目のアーティストだ。

展示では、『リパの庭づくり』シリーズのシルクスクリーン原画をはじめ、スロバキア伝統の版画技法を用いた作品群、既刊絵本の原画など、約50点が公開される。東欧の空気感と自然との共生を鮮やかに表現した作品の数々は、見る者を魅了すること間違いない。

福井さんの経歴も興味深い。京都嵯峨芸術大学卒業後、2014年からスロバキアのブラチスラヴァ美術大学に留学。そこで世界的な版画家ドゥシャン・カーライ氏に師事し、版画と絵本の技術を磨いた。その成果は、『Little fat Squirrel(ふとっちょリス)』と『おるすばんのぼうけん』が「スロバキアの最も美しい本賞・学生賞」と「国立図書館賞」を受賞したことからも明らかだ。

展覧会に合わせて、福井さんによるトーク&サイン会も予定されている。10月18日(土)に開催されるこのイベントは、事前予約制(先着100名)で参加費は無料。ファンにとっては見逃せない機会となりそうだ。

東欧の伝統と日本の感性が融合した福井さとこさんの作品世界。この機会に、奈良の地で芸術の秋を満喫してみてはいかがだろうか。展覧会の詳細は奈良県立図書情報館のウェブサイトで確認できる。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000303.000142065.html