ファッション界の革新者として知られるマーク ジェイコブスが、2025年秋に向けて新たな挑戦を発表した。「SEASON OF JOY（喜びの季節）」と題された今回のプロジェクトは、アートとファッションの境界を超えた斬新なコラボレーションだ。

注目すべきは、現代アートシーンを代表する3名のアーティスト、デヴィッド・シュリグリー、デリック・アダムス、ハティ・スチュワートとのタッグだ。彼らの個性豊かな作品世界が、レディ・トゥ・ウェアやアクセサリー、シグネチャーバッグに鮮やかに反映されている。

このコレクションの特徴は、単なるファッションアイテムを超えた「喜び」の表現にある。シュリグリーの風刺的な機知、アダムスの幾何学的な色彩美、スチュワートのポップでシュールな世界観が見事に融合し、着る人の心を躍らせる。

さらに、マーク ジェイコブスは「JOY」のコンセプトを広げるべく、様々なブランドとのコラボレーションも実現。SHUTのスケートボードやGibsonのギター、Moleskineのノート、Crayolaのアートツール、maxboneのペットアクセサリーなど、日常のあらゆる場面で「喜び」を感じられるアイテムが登場する。

このカプセルコレクションは、2025年9月から世界各地の厳選されたマーク ジェイコブス ストアやオンラインストアで発売予定。また、ニューヨーク、ロンドン、パリ、東京、大阪では、ギャラリーをイメージした限定ポップアップストアも展開される。

日本国内では、阪急うめだ本店や銀座三越、心斎橋PARCO、伊勢丹新宿店などでポップアップイベントが開催。ファッションとアートの融合が生み出す「喜び」を、直接体験できる貴重な機会となりそうだ。

マーク ジェイコブスの今回の取り組みは、ファッションの未来がトレンドの追随ではなく、文化的な瞬間を創造することにあるという信念を如実に示している。アートとファッション、そして「喜び」が交差する、この秋冬の注目すべきプロジェクトに、ファッション好きもアート愛好家も要注目だ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000595.000002922.html