夢二式美人の集大成!岡山で「永遠なれ、夢二のミューズ」展が開催
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岡山県岡山市の夢二郷土美術館本館で、2025年9月10日から12月7日まで、企画展「永遠なれ、夢二のミューズ」が開催される。この展覧会では、竹久夢二が追い求めた理想の女性像「夢二式美人」の進化を辿る貴重な作品が一堂に会する。
展示の目玉は、夢二が「自分一生涯における総くゝりの女だ。ミス・ニッポンだよ」と語った晩年の代表作《立田姫》だ。鮮やかな赤いきものを身にまとい富士山を背に立つ女性の姿は、夢二式美人の集大成といえる作品だ。
また、油彩画《アマリリス》や、現存する油彩画のうち唯一外国人裸婦を描いた《西海岸の裸婦》など、約1年ぶりに岡山に里帰りする貴重な肉筆作品も展示される。さらに、夢二の最期を看取った医師で友人の正木不如丘に遺した外遊スケッチの中から、夢二式美人の新たな表現につながる作品が初公開されるという。
展覧会に合わせて、様々なイベントも企画されている。9月16日の夢二生誕日には、オリジナル絵はがきと和三盆のプレゼント、ハープコンサート、特別運行される「夢二黑の助バス」での鑑賞会などが予定されている。また、「夢二アンバサダー」となった子ども学芸員による美術館案内も実施される。
時代の流行をつくり出し、理想の表現を追い求めて描かれた夢二のミューズたち。現代の私たちをも魅了する永遠の美を、この機会にぜひ堪能してほしい。
入館料は大人800円、中高大学生400円、小学生300円。20名以上の団体は2割引、岡山県内の65歳以上の方は1割引となる。詳細は夢二郷土美術館本館(TEL:086-271-1000)まで問い合わせを。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000484.000052428.html