和歌山県すさみ町の絶景ビーチを舞台に、音楽とアート、食が融合する入場無料の野外フェスティバル「GOAT –INAZUMI Terrace 2025」が、2025年9月27日(土)に開催されることが発表された。昨年、人口約3,500人の町に同規模の来場者が訪れ熱狂と感動を生んだ本イベントが、今年はすさみ町という枠を越え、和歌山・紀南エリアを代表する祭典へと進化を遂げる。

イベントの目玉は、夕暮れとともに荘厳にライトアップされる稲積島へのプロジェクションマッピング。島の神話をモチーフにした壮大な映像が島全体に映し出され、音楽とシンクロする圧巻の映像体験が待っている。また、日本のレゲエシーンを牽引するシンガーMOOMINをはじめ、多彩なアーティストが最高のロケーションを彩る。

新たな試みとして、紀南エリア各町のキーパーソンが集う「紀南サミット」の開催や、ふるさと納税を活用した資金調達、そして地域の子供たちが主役となる企画など、多世代・多地域を巻き込んだ挑戦も始まる。特に注目は、地元の小中学生たちがプロのラッパーから直接指導を受け、自分たちの町の魅力をリリックにのせたオリジナルラップを披露する「ご当地ラッププロジェクト」だ。

すさみ町長の岩田勉氏は、「本イベントは『新しい「ひと」の流れをつくる』重要なきっかけとなっています。すさみ町を『チャレンジングで面白い町』としてブランディングすることで、関係人口の増加を目指します」と語り、イベントへの期待を寄せている。

「GOAT –INAZUMI Terrace 2025」は、単なる音楽フェスティバルを超えて、地域の魅力を発信し、新たな人の流れを生み出す革新的なイベントとして注目を集めている。和歌山の美しい自然と文化、そして地域の未来を感じられる一日になりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000166735.html