将棋界に新たな歴史を刻む天才棋士・藤井聡太。その伝説の序章とも言える4年間を完全保存版として収録した一冊が、2025年9月18日に発売される。『完全保存版　藤井聡太伝説2016～2020　写真と文で振り返るデビューから二冠まで』と題されたこの書籍は、マイナビ出版から刊行される。

本書は、2020年に発売された2冊の特別版を再編集し、藤井竜王・名人のデビューから二冠達成までの軌跡を網羅している。29連勝の衝撃から最年少タイトル獲得、そして瞬く間の二冠達成まで、藤井聡太の棋士としての成長と輝かしい記録の数々を、写真と文章で余すところなく伝えている。

巻頭には32ページにわたるカラーフォトアルバムが収録され、少年のあどけなさが残る姿から、初タイトル獲得時の緊張感漂う場面、そして笑顔を見せる「17歳棋聖」の姿まで、貴重な写真の数々が読者の目を楽しませる。

本文は「物語の章」「戦いと成長の章」「飛躍の章」の3部構成となっており、ドキュメントやインタビュー、対局の詳細な解説など、多角的な視点から藤井聡太の4年間を描き出している。特に、最年少タイトル獲得となった第91期ヒューリック杯棋聖戦と、二冠達成の第61期王位戦については、予選から番勝負まで完全収録されている。

さらに、小学生時代に将棋界を騒然とさせた「詰将棋伝説」にも触れており、将棋ファンはもちろん、藤井聡太という天才の軌跡に興味を持つ一般読者にも満足できる内容となっている。

A5判240ページ、定価2,420円（税込）のこの一冊は、藤井聡太の偉業を未来に伝える貴重な資料となることだろう。将棋ファンはもちろん、スポーツや天才の成長に興味がある方にもおすすめの一冊だ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000016440.html