鶴ヶ城が光の饗宴に!6年ぶりのプロジェクションマッピングで歴史と文化が蘇る
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福島県会津若松市の象徴、鶴ヶ城が再び光の芸術に包まれる。2025年10月3日から5日まで、鶴ヶ城天守閣再建60周年を記念して「鶴ヶ城 プロジェクションマッピング 2025」が開催される。6年ぶりとなる今回のイベントは、歴史ある名城の魅力を最新のデジタル技術で引き立てる試みだ。
会場となる鶴ヶ城城址公園では、天守閣や石垣に会津の伝統文化をモチーフにしたデジタルアニメーションが投影される。会津塗や会津絵ろうそく、風車といった地元の誇りが、最先端の映像技術によって城壁を彩る。さらに、会津ゆかりの絵師・雪村周継の作品や、桜の名所として知られる会津の花々も、デジタルアートとして城に咲き誇る。
イベントは日没後の18時から21時まで行われ、約8分間のコンテンツが3分間のインターバルを挟んで連続投影される。観覧は無料で事前申し込みも不要。雨天決行だが、荒天の場合は中断や中止の可能性もある。
主催する鶴ヶ城ナイトウォーク実行委員会は、来場者の安全を考慮し、公園内の駐車場利用を制限する可能性がある。そのため、近隣の指定駐車場や公共交通機関の利用を呼びかけている。また、夜間の通行や写真撮影時のマナーにも注意を促している。
本イベントをプロデュースする株式会社一旗は、アートとテクノロジーを融合させたデジタルコンテンツを提供する企業だ。国内外で80以上のプロジェクションマッピングやイマーシブアートミュージアムを手掛けており、伝統文化とデジタル技術の融合に定評がある。
鶴ヶ城プロジェクションマッピングは、単なる視覚的な楽しみにとどまらない。会津の歴史と文化を現代的に解釈し、新たな魅力を引き出す試みでもある。秋の夜長に繰り広げられる光と歴史の饗宴は、地域の誇りを再確認し、観光振興にも一役買うことだろう。歴史ある名城が最新技術で彩られる様は、まさに伝統と革新の融合を体現している。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000366.000046440.html