京都に映画人養成塾が誕生！「アジアシネマアカデミー京都」が2025年11月開講

2025/10/07

京都の映画会社、株式会社キョウタスが2025年11月に「アジアシネマアカデミー京都」を開塾する。この塾は、関西初の世界に向けた映画人養成塾として注目を集めている。

アカデミーでは「企画・プロデュースクラス」と「俳優クラス」の2つのコースが用意され、映画業界の第一線で活躍するプロフェッショナルたちが直接指導にあたる。講師陣には谷口正晃監督や金子由里奈監督、上田誠氏など、京都にゆかりのある映画人が名を連ねている。

特筆すべきは、塾の会場が落語発祥の地として知られる誓願寺であること。芸道上達の場としても有名なこの寺院で、映画製作の技術と精神を学ぶという独特の環境が用意されている。

本アカデミーの総合プロデューサーを務める三谷一夫氏は、「国籍や場所の垣根なく、アジア視点でものづくり思考ができる俳優・監督・脚本家・プロデューサーを京都から輩出できれば」と抱負を語っている。

アカデミーの特徴として、第一線で活躍するプロの映画人による直接指導、俳優と制作者の垣根を超えた相互学習、そして京都の歴史ある寺院での実践的な学びが挙げられる。これらの要素が、次世代の映画人材育成に大きな影響を与えることが期待されている。

エントリー受付期間は2025年10月1日から25日まで。映画製作に興味のある人々にとって、この機会は見逃せないものとなりそうだ。