人気少女漫画『花より男子』の作者・神尾葉子が、初のエッセイ集『花より漫画』を2025年12月11日に発売することが決定した。KADOKAWAから刊行されるこの作品は、神尾の30年以上にわたる漫画家人生を初めて文章で振り返る貴重な一冊となっている。

『花より男子』は累計6100万部を記録し、実写ドラマや映画化など数々のメディアミックスで話題を呼んだ作品だ。本書では、この大ヒット作の誕生秘話をはじめ、F4のメンバーやヒロイン牧野つくしへの想い、漫画家としての試行錯誤の日々、編集者とのやり取り、メディア化の舞台裏など、創作の裏側が著者自身の率直な言葉で綴られている。

さらに、猫との暮らしや旅の思い出、大切な人々との交流など、神尾の日常生活にもやさしく触れており、創作と生活が地続きであることを静かに伝える内容となっている。また、F4とつくし、そして著者を交えた描き下ろし漫画も特別収録される予定だ。

本書の発売を記念して、2026年1月10日には紀伊國屋書店新宿本店にて著者によるサイン本お渡し会も開催される。ファンにとっては見逃せないイベントとなりそうだ。

予約特典も用意されており、Amazon.co.jp限定で描き下ろしイラストデータ、アニメイト限定で描き下ろしマンガカードが提供される。ただし、特典は数量限定のため、早めの予約がおすすめだ。

『花より漫画』は四六判で232ページ、価格は1,870円（税込）。神尾葉子ファンはもちろん、漫画創作に興味がある人や、成功を収めたクリエイターの思考プロセスを知りたい人にとっても、貴重な一冊となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000017863.000007006.html