90年代を代表する伝説のバンド、オアシスが15年ぶりに奇跡の再結成を果たし、世界中のファンを熱狂させている。そんな中、河出書房新社から『文藝別冊 オアシス ブリットポップ不滅の王者』が2025年10月7日に発売された。本書は、オアシスの全貌に迫る総特集として注目を集めている。

2024年8月に突如として再結成を発表したオアシス。今年7月から始まった「oasis live'25」ツアーは、瞬く間に全41公演がソールドアウト。その人気ぶりは健在だ。本書は、そんなオアシスの軌跡を振り返りながら、バンドが形作った時代背景や本質に迫る決定版となっている。

本書の特徴は、多彩な寄稿陣による深い洞察にある。デビュー初期からバンドを追い続けたライターや、同時代に活動するミュージシャン、再結成ツアーの公式ロゴを制作したデザイナーなど、様々な視点からオアシスの魅力が語られる。また、1990年代という時代や、出身地マンチェスターの地域性、音楽ビジネスの変遷など、多角的な視点からの分析も見どころだ。

さらに、「オアシス同時代人物小伝」や「オアシスディスクガイド」、「オアシスと英国社会／文化にまつわる年表」など、ファン垂涎の資料も充実。ミッドナインティーズ全開のデザインとレイアウトも、90年代ノスタルジーを刺激する。

2009年のフジロックフェスティバル以来となる来日公演を控え、本書は最高のウォーミングアップとなりそうだ。オアシスファンはもちろん、90年代の音楽シーンに興味がある人にとっても、見逃せない一冊となっている。

『文藝別冊 オアシス ブリットポップ不滅の王者』は、全国の書店およびオンライン書店で発売中。A5判208ページ、税込1,782円。この機会に、不滅の王者オアシスの魅力を再発見してみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001063.000012754.html