兵庫県姫路市に本社を置くヤマサ蒲鉾株式会社が主催する「2025さっちゃんの絵コンクール」の入選作品展が、同社の直売店「かまぼこ工房 夢鮮館」で開催されている。今年で21回目を迎えるこのコンクールは、同社のイメージキャラクター「さっちゃん」を題材に、全国から4073点もの応募作品が寄せられた。

今回のテーマは「さっちゃんと世界の料理」。和食、洋食、中華など、様々な国の料理を楽しむさっちゃんの姿が、子どもから大人まで幅広い年齢層の参加者によって自由に描かれた。厳正な審査の結果、165点の入選作品が選ばれ、その中には最優秀賞3点、優秀賞15点、審査員特別賞15点が含まれている。

展示会は10月25日から11月30日まで、「かまぼこ工房 夢鮮館」の2階で行われている。入場は無料で、午前9時から午後5時まで見学可能だ。駐車場も無料で利用できるため、気軽に足を運べる。また、ヤマサ蒲鉾の公式ホームページでも入選作品を閲覧することができる。

ヤマサ蒲鉾は大正5年に創業した老舗の蒲鉾メーカーだ。「正義・創造・感謝」を信条に、伝統の技と味を守りながらも新しい挑戦を続けている。工場見学やイベントなども積極的に行っており、地域コミュニティとの関わりを大切にしている企業として知られている。

この絵コンクールは、子どもたちの創造力を育むとともに、世界の食文化への興味を喚起する良い機会となっている。入選作品を通じて、参加者たちの豊かな想像力と多様な表現力を感じ取ることができるだろう。芸術と食文化の融合を楽しめるこの展示会は、家族でのお出かけにもぴったりのイベントと言えそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000110726.html