原宿の新たなランドマークとなる複合商業施設「原宿クエスト」に、クリエイター向けの革新的なシェアスペース「LIFORK H/Q（リフォーク エイチキュー）」が2026年春にオープンすることが発表された。NTT都市開発株式会社が手掛けるこの施設は、クリエイターの活動を全面的にサポートし、新たな才能の発掘と育成を目指している。

「LIFORK H/Q」は、「クリエイターの未来とコンテンツをともに創造するスペース」をコンセプトに掲げ、シェアオフィスやコワーキングスペース、カフェ、レンタルシェルフなど、多彩な機能を備えている。特筆すべきは、株式会社ビジュアルボイスとの提携により、クリエイター向けプラットフォーム「LIFE LOG BOX」を活用した支援体制だ。これにより、クリエイターたちは作品の発信や収益化の機会を得ることができる。

施設内には、4名用から6名用のシェアオフィスが用意され、24時間365日利用可能で登記も可能。コワーキングスペースでは、オープンな交流エリアと集中作業用の専用デスクが設けられ、多様な働き方に対応している。また、カフェスペースでは、環境に配慮したコーヒーを提供するOVER VIEW COFFEE JAPANがディレクションを担当。レンタルシェルフやレンタルスペースも設置され、クリエイターたちの小さな挑戦を後押しする。

さらに、「LIFORK H/Q」では、イベントやコンペティションの開催、専用機材の提供など、クリエイターのビジネスチャンスを広げるための様々な取り組みが予定されている。常駐するコミュニティエディターが、クリエイター同士やパートナー企業との橋渡し役となり、新たなコラボレーションや事業機会の創出を促進する。

原宿という東京のカルチャーの中心地に位置するこの施設は、クリエイターたちにとって単なる作業場所以上の存在となりそうだ。多様な才能が交差し、アイデアが生まれ、そして実現される場所。「LIFORK H/Q」の誕生は、日本のクリエイティブシーンに新たな風を吹き込むことだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000117.000134094.html