AI俳句は見抜けるのか?俳人・堀田季何氏が語る「人間とAIの俳句の違い」対談動画が話題


GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社は、2025年秋に開催した「GMOサイン・サステナブル俳句大賞」に関連し、審査員を務めたEテレ「NHK俳句」選者の俳人・堀田季何氏との対談動画を公開した。この動画では、受賞作品の選評と共に、AIと人間が作る俳句の違いについて深く掘り下げている。
今回のコンテストには全国から5,475句もの応募が寄せられた。対談では「作者はAIか人間か判別できたのか」「人間とAIが作る俳句の違いは何か」といった、AI時代における俳句の本質的な問いに迫る内容となっている。元データサイエンティストという異色の経歴を持つ堀田氏ならではの視点が注目される。
この動画公開の背景には、2025年秋に一部の川柳コンテストが「応募作品がAIによるものか人間によるものか判別がつかない」との理由で開催終了を発表した事例がある。AIの日常生活への浸透に伴い、多くの企業や自治体が主催する俳句・川柳の公募キャンペーンにおいて、AI作品の扱いやオリジナリティの評価が現実的な課題となっているのだ。
対談動画では、なぜ電子契約のIT企業が俳句コンテストを主催したのかという経緯から、俳人から見た法律の「契約」と芸術の「俳句」の意外な共通点、AIと人間の違いから見る良い俳句とそうでない俳句の違いまで、幅広いテーマが語られる。さらに、AI時代の俳句・川柳コンテスト開催時に押さえたいポイントも解説されており、今後コンテストの企画や運営を検討する企業・自治体の担当者にとって貴重な指針となる内容だ。
堀田氏は、コンピュータで俳句を作る事例は1960年代から存在し、自身も2020年に俳句生成プログラムを試作した経験を持つ。その上で、AIを作句の参考として活用する可能性を認めつつも、俳句が単なる短い言葉の羅列ではない「芸術」である以上、AIを使えば何でも価値があるわけではないと指摘している。
GMOグローバルサイン・HDが提供する電子契約サービス「GMOサイン」は、業務効率化やペーパーレス化を通じてSDGs達成とESG経営をサポートしている。今回の俳句コンテストは、サステナブルな社会づくりへの関心を高めることを目標に、SDGs・ESGをテーマとして開催された。無季の句や自由律の句も対象とし、幅広い層から作品が寄せられた。
対談動画は、俳句愛好家だけでなく、IT業界や文芸・出版業界の関係者、コンテスト開催を検討する企業・自治体の企画担当者にとって、AI時代における人間の創造性の価値やAI活用のあり方を考える貴重な機会となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000005195.000000136.html