【教育DX最前線】全国初の高等教育DXアワード、最優秀賞は九州産業大学の実践事例に決定


高等教育におけるデジタル技術や電子書籍の活用を評価する「第1回高等教育DXアワード」の最優秀賞および優秀賞が発表された。本アワードは、SARTRAS(一般社団法人授業目的公衆送信補償金等管理協会)の共通目的基金の助成を受け、高等教育の講義におけるデジタル技術や電子書籍の活用と普及をテーマとした全国規模で初の試みとなる。
2026年1月12日、御茶ノ水トライエッジカンファレンスにて8組のファイナリストによる報告会が開催され、厳正な審査の結果、受賞者が決定した。最優秀賞には、九州産業大学商学部の藤井資子教授による「顔の見える緩いコミュニティの効用:初年次基礎科目の実践を通じて」が選ばれた。
優秀賞には2つの実践事例が選出された。京都産業大学経営学部の森口文博助教による「創造的逸脱が学びを変える:大人数講義における双方向・参加型DX授業の挑戦」と、近畿大学経営学部の瀨良兼司講師による「電子教科書を基盤としたオンデマンド授業の実践」である。
審査基準は、独創性、教育効果、継続性、汎用性、著作権保護の5つの観点から評価が行われた。特に学習成果の向上に関してエビデンスに基づいた有効性が確認されていることや、他の領域や教育場面においても応用できる内容であることが重視された。審査委員会は、株式会社中央経済社ホールディングスの山本憲央代表取締役社長をはじめ、教育分野の専門家5名で構成されている。
ファイナリストには、中部大学、龍谷大学、福岡大学、高崎経済大学、宮崎大学からの実践事例も選出され、Web会議ツールを用いた輪講型講義やAIコーチを活用した相互学習など、多様な教育DXの取り組みが報告された。本アワードは株式会社NTT EDXと株式会社中央経済社ホールディングスの協賛により実施されている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000050577.html