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ヤマザキマリが語る「表現者の孤独と自由」波乱万丈の人生から導き出した生き抜くヒント

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報道発表
Photo:ノザワヒロミチ(プレスリリースより)

主婦の友社は2026年1月17日、『最後の講義 完全版 漫画家・文筆家・画家 ヤマザキマリ』を発売する予定である。本書は2024年7月に放送され大きな反響を呼んだ人気番組「最後の講義」に未放映分を加え、新たに加筆したものである。

『テルマエ・ロマエ』で知られるヤマザキマリさんは、世界を股にかけて活躍する自由な表現者というイメージが強い。しかし、その人生は波乱万丈だった。幼い頃に父親を亡くし、オーケストラのヴィオラ奏者である母親と妹の3人暮らしで育った。母親は仕事柄帰りが遅く、家を空けることも多く、子ども時代から孤独を感じながら過ごしてきたという。

絵の道をめざして17歳でイタリアに留学したものの、画家で食べていくことは難しく、日本人観光客相手の仕事をしながら、電気もガスも水道も止められているという極貧生活を送った。表現者という道を選んだことによる孤独や貧困が長年続き、シングルマザーになった後はいくつもの仕事を掛け持ちする日々。友人のすすめで描いた漫画によって、ようやく道が開けていったのである。

本書のテーマは「表現とは何か」。ヤマザキさんは、表現には「自由」が必須であり、何もないところから何かを生み出すためには想像力が「自由」でなければできないと語る。しかし「自由」であることは楽しくて解放感にあふれているわけではなく、誰にも守ってもらえない孤独感であり、束縛されない解放感には大きな負荷がかかるという。自身の経験から導き出された「自由」の認識や覚悟について、深く掘り下げられている。

さらに本書では、表現者をめざす若者との質疑応答も収録されている。「悩みは、自分という土壌を耕す作業です」「表現者は精神面での第1次産業者」「人はありのままの自分にもっと好奇心を持ち、ありのままの自分にもっと耳を傾け、ありのままの自分をもっと愛してあげないといけない」など、ヤマザキさんならではの金言が続々と登場する。これらは表現の世界をめざす人だけでなく、人生の岐路に立つすべての人に響く言葉ばかりだ。

四六判224ページ、定価1760円(税込)で、電子書籍も同時発売される予定である。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002786.000002372.html