森鴎外『ヰタ・セクスアリス』と魯迅『阿Q正伝』がコミカライズ!KADOKAWAが名作漫画化シリーズ最新作を連載開始


株式会社KADOKAWAは、日本と世界の名作小説をコミカライズするシリーズ「KADOKAWA Masterpiece Comics」の最新作として、森鴎外の『ヰタ・セクスアリス』と魯迅の『阿Q正伝』の連載を2026年1月29日より開始した。両作品はKADOKAWAの漫画サイト「カドコミ」で読むことができる。
森鴎外の実験的小説を耽美表現で漫画化
『ヰタ・セクスアリス』は、漫画家・國安ユウキが手がける作品だ。原作は文豪・森鴎外の自伝的かつ実験的小説で、哲学者・金井湛が性の芽生えから喪失まで、自らの遍歴を淡々と振り返る物語である。「私の性欲の歴史を、書いてみようかしらん」という印象的な書き出しで始まるこの作品を、官能と知性あふれる原作の魅力そのままに、圧倒的耽美表現で漫画化している。漫画を担当する國安ユウキは、2024年に『ユイチと花』がSNSで話題を呼んだ新進気鋭の漫画家で、イラストレーターとしても活動の幅を広げている。コミックスは2026年3月5日に発売予定となっている。
魯迅の代表作が現代の漫画表現で蘇る
もう一つの新連載『阿Q正伝』は、漫画家・シイザクヤが担当する。原作は中国の文豪・魯迅の代表作で、辛亥革命の時代を舞台に、一人の男・阿Qを通じて当時の中国社会を描き出した風刺作品である。世界中で翻訳されているこの名作を、漫画で知り尽くすことができる一作に仕上がっている。シイザクヤは2021年に『アポロ』でアフタヌーン四季賞「沙村広明特別賞」を受賞した実力派で、『ラストサービス』や『生贄界隈地雷ちゃんず』などの作品を発表してきた。コミックスは2026年3月19日に発売予定だ。
名作を現代に届けるプロジェクト
「KADOKAWA Masterpiece Comics」は、世界中で愛されてきた有名小説から隠れた傑作まで、100年後も"マスターピース"間違いなしの物語を厳選し、新進気鋭の漫画家たちがコミカライズするシリーズである。絵柄・ストーリー・デザインともに、現代性・エンターテイメント性にこだわって制作されており、大人の学び直しや名作へのファーストタッチに最適な内容となっている。現在は横溝正史の『本陣殺人事件』が連載中で、2月初旬には夏目漱石の『門』の連載開始も予定されている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000018656.000007006.html