グロービス経営大学院「G-CHALLENGE 2025」最終選考会、4チームが最大1000万円の出資獲得へ


グロービス経営大学院は2月1日、在校生・卒業生を対象としたビジネスプランコンテスト「GLOBIS Venture Challenge(G-CHALLENGE)2025」の最終選考会を東京校で開催した。47チームのエントリーから選ばれた8チームが最終選考に進み、厳正な審査の結果、4チームが受賞の栄誉に輝いた。
営業マネジメント支援から健康志向ファストフードまで多彩な受賞チーム
大賞を受賞したのは「KataLink」「yuppa Inc.」「住宅AIコンシェルジュ」の3チームである。KataLinkは営業組織における属人化を解消する営業マネジメント支援AI SaaSを展開し、営業スキルを行動レベルで可視化・評価する独自のシステムを提供する。代表者は中澤楓さんで、大手上場SaaSでの実績を持つメンバーとエンジニアによるチーム体制が特徴だ。
yuppa Inc.は「健康に、あそびゴコロを」をテーマに、京生湯葉を使ったヘルシーファストフードブランドを展開している。代表者の渡邊尋思さんは、健康志向が高まる中で「手軽だが不健康」という外食の課題を解決し、ボリューム感と楽しさを融合した新しい食体験の提供を目指す。2025年4月に創業し、同年5月にはシードラウンドでの資金調達を実施した。
住宅AIコンシェルジュは、注文住宅業界における選び方を変革する生成AI活用プラットフォームである。代表者の梅村征敏さんは、情報過多で判断できないユーザーと魅力を伝えきれない住宅会社のミスマッチを解消し、理想の住宅条件の整理から契約後の検討プロセスまでAIが一気通貫で支援する仕組みを構築した。
社会的インパクトを評価するKIBOW賞も決定
社会的インパクトを審査基準に加えた「KIBOW賞」は、「H2 Milk Farm in India」が受賞した。代表者の家村秀也さんは、インドにおける酪農の近代化をミッションに掲げ、中規模農家を対象にしたSaaS提供と人材育成を行う。世界最大の生乳生産国であるインドで、日本人として初めて北西部の酪農生産法人を設立・運営してきた経験を強みに、酪農現場のDXとHRを統合したプラットフォームを構築している。
受賞チームには特典として、学校法人グロービス経営大学院と株式会社グロービスが組成するファンドから、最大1000万円の出資を受けられる機会が提供される。審査基準は市場性、競争優位性、実現可能性、収益性に加え、社会性や経営メンバーの意志がグロービスの教育理念に即しているかが重視された。
G-CHALLENGEは第1回から今年の第13回までに合計509チームがエントリーし、多くのグロービス生が新たな未来への一歩を踏み出してきた。グロービスは起業支援のための様々な仕組みを提供し、「創造の生態系」構築を通じて、将来的に日本を代表するユニコーン企業へ成長することが期待されるスタートアップを支援している。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000104.000064393.html