インド国立デザイン研究所で竹のワークショップ開催


竹虎四代目がインドで竹文化を伝える
創業明治27年(1894年)の竹材専業メーカー、虎斑竹専門店 竹虎(運営:株式会社山岸竹材店)は、2026年春号の竹虎通信を2026年2月4日(水)に発行した。今号では、竹虎四代目が招かれたインド国立デザイン研究所(National Institute of Design/NID)での体験が特集されている。
短期集中型プログラムで竹の本質に迫る
NIDはインド全土および世界から優れた学生が集う国際的なデザイン教育機関である。四代目が行った「openelective(短期集中型デザインプログラム)」では、竹に関するワークショップを実施した。自動翻訳や動画を活用しながら、日本の竹文化や高知県の特産品である虎斑竹(とらふだけ)について紹介し、油抜きなどの加工実演を通じて竹に宿る本質的な魅力を伝えた。
伐採直後の竹を担ぐ体験で深い学びを実現
特に印象的だったのが、学生一人ひとりに伐採直後の竹を担いでもらう体験だ。「これが竹?」と思うほどの重さと手応えを実感することで、自然素材やそれらを育て伐採する職人への敬意と共に深い学びの時間が生まれた。さらに、四代目が若い頃から愛用しているイームズのラウンジチェア。そのデザイナーであるイームズ夫妻の提唱により誕生したNIDの「イームズプラザ」での出会いは、不思議な縁を感じさせるものとなった。
伝統技術と現代デザインの融合を象徴する言葉
NIDで心に残ったサンスクリット語の「SHILP SANGAM(工芸の合流点)」。これはまさに伝統技術と現代デザインの融合を象徴する言葉であり、今回のワークショップを通じて芽生えた新たな可能性そのものである。四代目愛用の虎竹の眼鏡やトランクを見た学生たちのまなざしに、SHILP(職人の技)とSANGAM(創造の融合)が交差する瞬間があった。人と人がつながり、素材が語り、文化が交わる。そのような一連の体験が「竹虎通信」2026年春号に込められている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000306.000033525.html