2.7更新 ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック記念 オリンピック種目編 【わずかな違いを判別 見分ける君】


判別1似たオリンピック種目の判別
2026年2月6日(日本時間2月7日)、ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックが開幕。
これを記念して、「わずかな違いを判別 見分ける君」スペシャルバージョンとして、冬季オリンピック種目の違いを判別します。
ボブスレーとリュージュとスケルトン
そりのようなものに乗って滑るということでは似ています。
ボブスレー
2人乗りと4人乗りがあります。カウルと呼ばれる覆いのついたそりに乗り、座って操作します。「座って」と言うところがポイントですね。
ちなみにスタート時は走っていき、そりに飛び乗るのですが、一番後方の選手が誤って後ろ向きに乗ってしまい、ずっとカメラに顔が映っていたことがありました。あれはちょっと笑えました。

リュージュ
1人乗りと2人乗りがあります。仰向けになって滑り降り、向きは足のほうが先にあります。
「仰向け」「足が先」がポイントです。
スケルトン
1人乗り。頭が前で、腹ばいで滑り降ります。
川柳で覚えましょう。
腹ばいで頭が先のスケルトン

フィギュアスケート(ペア)とアイスダンス
氷上で男女のペアが演技するという点では同じです。
フィギュアスケート
フィギュアスケート(ペア)は、ジャンプしたり、放り投げたり、持ち上げたり、アクロバティックな力強さが特徴です。
アイスダンス
アイスダンスは基本的には社交ダンスですから、2回転以上したり、相手から離れたりはせず、あくまでも芸術的に表現します。
フィギュアスケート(ペア)とアイスダンスの違い
| 特徴 | フィギュアスケート(ペア) | アイスダンス |
|---|---|---|
| ジャンプ | 必須要素あり(下記参照) | 1回転半以下いい、基本禁止 |
| リフト | 頭上に持ち上がる | 肩のラインまでOK |
| 相手との距離 | 離れてよい | 離れるのは禁止 |
| 選考システム | ショートとフリー | リズムダンスとフリーダンス |
フィギュアスケート(ペア)の必須要素
ツイストリフト (Twist Lift)
男性が女性を投げ上げ、回転した女性を空中でキャッチする。
リフト (Lift)
男性が女性を頭上高く持ち上げる。
スロージャンプ (Throw Jump)
男性が女性のジャンプを補助して放り投げ、女性が一人で着氷する。
デススパイラル (Death Spiral)
男性が女性を片手で支え、女性が氷面とほぼ平行に円を描く。
ソロジャンプ (Solo Jump)
男女が同時か連続して、お互いに触れずにジャンプする。
サイドバイサイド・スピン (Side-by-side Spin)
フリーのみ必須。男女が隣り合って同時にジャンプする。
クロスカントリースキーとバイアスロンとスキーマウンテニアリング
いずれも滑るというより歩くという印象ですが、その差異は?
クロスカントリースキー
「雪上のマラソン」と言われる。踵が浮くスキーで走る。クラシカル走法(スキーの板を平行に滑らせる)とフリー走法(スケートのように滑る)の2種類の走り方がある。
ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックでは、男子50kmマススタートクラシカル(出場者が一斉にスタートし、クラシカル走法で走る)や、男女10km+10kmスキーアスロン(アスロンは、前半がクラシカル走法、後半がフリー走法)など12種目が行われる。
バイアスロン
バイは「2」という意味。「フリー走法でのコースの周回」と「射撃」を組み合わせた競技。走行中、2回または4回の射撃を行い、的を外すと1発150mのペナルティループが追加されるか、1分間のペナルティタイムが加算される。
射撃は50m先の標的に向かって撃ち、伏射と立射で5発ずつ撃つ。
スキーマウンテニアリング
ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックから採用される競技。スキーと登山を合わせたようなタイムレース。通称はスキーモ。雪山を登るときはスキー板に滑り止めのシールを貼り、滑り降りるときはシールを剥がす。急な斜面ではスキー板を外し、担いで登る。そういう箇所もある。
ハーフパイプとスロープスタイル
見た目が違うので一目瞭然だが、参考までに解説しておきましょう。
ハーフパイプ
円柱を半分に切ったような形状のコースで、壁を使って振り子のように滑る。壁は高さ22フィート(6.7m)もある。ジャンプの高さと繰り出す技の難易度や完成度で得点を競い合う。
スロープスタイル
全長700m前後のコースに設置された人工アイテムを使い、演技をしながら滑り降りる採点競技。レールやボックスが設置されたジブセクションと、ジャンプ台があるキッカーセクションがある。ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックではコースの前半にレールがあり、後半には巨大な3つのキッカーが用意されている。
ビッグエアとエアリアル
両方ともジャンプ台から飛ぶということでは似ていますが……。
ビッグエア
スキーのジャンプ台のような急勾配を滑り降り、空中でアクロバティックな技を競うダイナミックな競技。ハーフパイプやスロープスタイル同様、トリック(技)の途中で回転し、グラブ(スノーボードやスキー板をつかむ)すると難易度が上がる。また、ランディング(着地)が大きなポイントとなる。
エアリアル
約160cmの板を履き、キッカーから飛んで宙返りや回転技を行う。フリースタイルスキーの種目であり、スノーボードにはない。
スキーのビッグエアとの違いは、ビッグエアが高度なトリック(技)を競うのに対し、エアリアルは高さ、フォーム、回転の美しさ、着地を競う。ビッグエアは傾斜40~47度の助走路からジャンプする。どちらかと言うと横に飛び出す感じ。対してエアリアルは最大70度の急傾斜から垂直方向に飛び出す。
ついでに判別
ノルディックスキーとアルペンスキー
種目ではありませんが、何がどう違うのか解説しましょう。
ノルディックスキー
ノルディックは英語で「北欧の」という意味。
ノルディックスキーは踵が上がるスキー板を使い、クロスカントリー、ジャンプ、クロスカントリーとジャンプの複合がある。
アルペンスキー
アルペンはドイツ語で「アルプス」という意味。
アルペンスキーはビンディング(スキーの板にスキー靴を固定する器具)の踵を固定して滑る。滑降することに特化した競技。
滑降、回転、大回転、スーパー大回転がある。