深海研究スーパーキッズが成果発表、小学生の研究レベルに審査員驚愕


富山湾の深海を研究したキッズたちが集大成の発表
一般社団法人とやまミライラボは、2026年2月1日に深海研究スーパーキッズ育成プロジェクトの成果発表会を富山市民プラザで開催した。このプロジェクトは、日本三大深湾のひとつである富山湾を舞台に、小学5年生から中学2年生までの10人が深海研究に取り組んだもので、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として実施された。
前年度キッズや駿河湾チームも応援に駆けつける
発表を前に緊張した様子を見せるキッズたちを励ますため、前年度のスーパーキッズたちが会場に集結。さらに前日に研究発表を終えた駿河湾の深海キッズたちもオンラインで見守る中、司会の澤越仁菜さんと富山住みます芸人のノビ山本さんの進行で成果発表会がスタートした。審査員は日本財団常務理事の海野光行氏、富山県副知事の佐藤一絵氏、株式会社ウオー代表取締役の中川めぐみ氏、株式会社ウサギ代表取締役の高橋晋平氏の4人が務めた。
専門性の高い研究内容に「本当に小学生?」の声
キッズたちは「富山湾の深海魚を救いたい」「深海魚の特殊なからだの仕組みを伝えたい」など、それぞれの思いを胸に研究を進めてきた。動画やプログラミング、カードゲームなど表現手段を工夫し、幅広い世代に興味を持ってもらえる発表を行った。審査員からは「手法にこだわっていて素晴らしい」「これまでにない視点」と高評価が相次ぎ、あまりの完成度の高さに「本当に小学生!?」と驚く場面もあった。
グランプリは白エビを守るロボット提案の二上詩帆さん
深海研究スーパーキッズグランプリに輝いたのは二上詩帆さん。プログラミング技術を活用し、地震発生時に白エビを安全な場所へ誘導するロボットや、白エビの漁獲について知るきっかけとなるゲームを提案した。審査員からは「総合力が高く、彼女の今後の成長が楽しみ。ゲームという手法を使うことで幅広く認知され、それが発表内容の実現につながるのではないか」との講評が寄せられた。準グランプリには「富山湾の魚解剖ミニ図鑑」を発表した尾島樹さんが、奨励賞には「地球温暖化から富山の深海を守ろう!~富山湾からのメッセージ~」を発表した近郷結星さんが選ばれた。また、「富山湾の魚をみんなで食べよう!小学6年生が魚をさばけるまち富山」を発表した上野千鶴さんには特別賞「寿司といえば、富山と一緒にやりま賞!」が贈られた。
2025年5月から続いたプロジェクトが一段落
プレゼンをやりきった10人に、一般社団法人とやまミライラボ代表理事の稲村修氏から修了証書が、富山のさかなクンこと大屋進之介さんからは記念品が手渡された。キッズたちからは「大変なこともあったけど、楽しいという気持ちでいっぱいだった」「協力してくれた専門家や家族に感謝を伝えたい」「これからも研究を続けて想いを広めていきたい」などの声があがり、プロジェクトを通じてさらなる好奇心や探究心が芽生えた様子を見せていた。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000504.000161057.html