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Tokyo Contemporary Art Award 2026-2028受賞者決定、2名のアーティストが選出

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報道発表
プレスリリースより

Tokyo Contemporary Art Award 2026-2028の受賞者が決定

トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)は、東京都と実施する現代美術の賞「Tokyo Contemporary Art Award(TCAA)」の6回目となる「TCAA 2026-2028」の受賞者2名を決定しました。受賞者は潘 逸舟(ハン・イシュ)とやんツーです。選考では、ホセリーナ・クルス氏(マニラ現代美術デザイン美術館ディレクター兼キュレーター)や近藤健一氏(森美術館 シニア・キュレーター)を含む国際的に活躍する6名の選考委員がスタジオ訪問や面談を実施しました。

受賞者の経歴と制作活動について

潘 逸舟は1987年上海生まれで、2025年東京藝術大学大学院映像研究科博士後期課程を修了しました。映像やパフォーマンス、インスタレーション、写真などを用いて、共同体や個の同一性と他者性について考察する作品を発表しています。上海から青森への幼少期の移住経験をベースに、切り取られた日常風景の中に身体を介入させ、社会と個の関係における疑問や戸惑いを表現します。ボストン美術館での展示やアジア・パシフィック・トリエンナーレへの参加のほか、タカシマヤ美術賞、日産アートアワード2020グランプリを受賞しています。

やんツーは1984年神奈川県生まれで、2009年多摩美術大学大学院デザイン専攻情報デザイン研究領域を修了しました。描く、鑑賞する、作品を設置するといった美術の制度にまつわる行為を機械に代替させるインスタレーション作品で知られます。近年はレーシングカー玩具の鈍速化や大型発電機によって展示空間を発電所に変容させるなど、テクノロジーの利便性の背後に隠蔽される政治性や暴力といった問題にフォーカスしています。瀬戸内国際芸術祭2025や森美術館「六本木クロッシング 2022 展」に参加し、TERRADA ART AWARD 2023寺瀬由紀賞を受賞しています。

Tokyo Contemporary Art Awardの支援内容と選考基準

TCAA 2026-2028では、受賞者に対して複数年にわたり継続的な支援を提供します。各受賞者には賞金300万円のほか、海外での制作活動支援として上限200万円(旅費、滞在費、調査・制作費等)が支給されます。さらに2027年度には東京都現代美術館での展覧会が開催され、その後モノグラフ(作品集)が制作されます。選考にあたっては、中堅アーティストとして固有の表現言語を有し、制作への動機付けや作品の説得力、海外展開における伝達力、受賞後の飛躍への期待が考慮されました。

授賞式および受賞記念シンポジウムを3月4日開催

3月4日(水)に東京都現代美術館B2F講堂で授賞式および受賞記念シンポジウムが開催されます。授賞式は14時から14時30分(開場13時30分)、シンポジウムは14時40分から16時10分の予定です。入場は無料で事前申込が必要となり、先着順での受け付けです。日英同時通訳および日本手話通訳が用意されます。申し込みはTCAAウェブサイトから3月2日(月)までに行う必要があります。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001003.000038211.html