XR技術で日本橋をタイムトラベル、シナスタジアが東京都ピッチで優勝


都市課題解決のピッチイベントで優勝
株式会社シナスタジアが東京都産業労働局主催の「UPGRADE with TOKYO 第55回・成果報告会」(2026年1月28日開催)において、優勝を獲得した。提案「2040年の日本橋を今、旅しよう。XR技術で『世界一の水の都・東京』をタイムトラベル」が評価され、東京都との事業協働に向けた協議が優先的に開始される。
日本橋川周辺の魅力を体感するコンテンツ提案
東京都都市整備局が掲げた応募テーマは「過去・現在・未来の日本橋川周辺のまち・空間の魅力を体感できるコンテンツ」である。首都高速道路の日本橋区間は2040年度までに地下へ移設される予定で、地上の高架橋は撤去されるため、新たなまちづくりが急務となっている。東京都では江戸東京文化を踏まえた日本橋川周辺のにぎわい創出に向け、親水空間づくりや河川環境改善に取り組んでいる。
舟とXR技術を組み合わせた観光体験
提案の概要は「舟上でXRデバイスを装着し、日本橋川を航行しながら、過去・現在・未来の景観やストーリーをひと続きに体験できる観光・都市体験エンターテインメント」である。舟ならではの「水・風・空」を感じる臨場感の中で、時間と景観の変化を4DX感覚で体験できる仕組みになっている。
なぜ「舟×XR」なのか
当社が「舟×XR」を選ぶのは、日本橋川の過去・現在・未来を最も臨場感高く体験できる手段だからである。川沿いは連続して歩ける動線が限られる一方、舟なら川を移動しながら、首都高が視界を占める現状と、頭上がひらける将来像を同じ視点で比較できる。XRにより過去・現在・未来をひと続きの体験として提示することで、日本橋へ行きたくなる理由をつくり、人々の行動変容を促進する。
提案の特長と今後の展開
提案の特長は、乗り物の動きに完全同期した酔いにくい没入型XR体験の実現、3D都市データを活用した過去・未来の都市景観の演出、既存船舶への後付け可能な実装設計、そして体験自体が目的となるエンターテインメント性による集客である。今後はPoC(実証)に向けて、東京都および関係者と連携し、取り組みを具体化する予定だ。東京発の新たな都市体験モデルとして、国内外への展開も目指している。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000125975.html