iF Design Award 2026受賞、テクノフローワン本社オフィスが国際デザイン賞を獲得


世界三大デザイン賞「iF Design Award 2026」を受賞
santas株式会社が手がけた株式会社テクノフローワンの本社オフィスリニューアルプロジェクトが、世界的に権威のあるデザイン賞「iF Design Award 2026」のInterior Architecture(インテリア・内装建築)部門で受賞した。本プロジェクトは2025年度グッドデザイン賞、第59回日本サインデザイン賞(銀賞)に続く、国際的な評価の獲得となる。
受賞プロジェクトの概要
テクノフローワン本社オフィス(兵庫県神戸市)は、合併後の組織の一体感醸成とイノベーション創出を目的とした全面リニューアルである。デザインチームはsantas株式会社、コルアーキテクツ合同会社、株式会社マルヤマデザインが担当。従業員への徹底したインサイト調査に基づき、集中とリフレッシュのメリハリをつける空間、組織のサイロ化を打破するコミュニケーション・顧客との共創を生む技術ギャラリーなど、独自の「11のワークデザインアイデア」を空間に実装している。
高く評価された3つのデザインポイント
審査で特に評価されたのが、企業のDNAを可視化した「100の技術展示」である。本来は見えにくい工業技術(粘着やコーティングなど)をアクリルブロックに封入して可視化し、100種類の加工サンプルをギャラリーのように展示することで、オフィスを単なる働く場所から「生きた実験場」へと昇華させた。
次に、歴史の継承とウェルビーイングを両立する「ナッジ理論を用いたデザイン」が挙げられる。同社の創業時のルーツである「履物縫製」から着想を得て、オフィスワーカーの「足元」に着目。歩幅を合わせたりステップを踏みたくなるような「床のグラフィック」を施すことで、日常の移動を運動やコミュニケーションのきっかけへと変換している。
さらに、Deep Insightから竣工まで一貫したプロセスも評価の対象となった。全従業員の半数へのヒアリングやワークショップを通じた「Deep Insight」を実施。そこから抽出した課題を「11のワークデザインアイデア」へと落とし込み、企画から竣工に至るまで、ブレのない一貫したプロセスで空間に実装した点が高く評価されている。このプロセスはsantasが提唱する「ハイブリット・デザインアプローチ」を採用している。
iF Design Award(iFデザインアワード)について
ドイツ・ハノーファーを拠点とするiF International Forum Designが1953年から主催する、世界で最も歴史が長く、権威のある国際的なデザイン賞の一つである。IDEA賞(アメリカ)、Red Dot Design Award(ドイツ)と並び「世界三大デザイン賞」と称されており、毎年、世界数十カ国から1万件を超える応募があり、国際的な専門家によって厳正に審査されている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000163325.html