山の上ホテルが生まれ変わる、明治大学と竹中工務店が建築物保存で契約


ヴォーリズ設計の歴史的建築物を保存・継承
学校法人明治大学と株式会社竹中工務店は、2026年3月2日に「山の上ホテル」の歴史的建築物の保存・継承に向けて、期間約18年(改修工事期間を除く)の定期建物賃貸借契約を締結しました。この事業は明治大学創立150周年記念事業として実施されます。
山の上ホテルは1937年に、日本に「西洋建築の美」をもたらしたウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計により、「佐藤新興生活館」として誕生しました。戦後の1954年からはホテルとして営業し、川端康成、三島由紀夫、池波正太郎、松本清張などの著名作家が定宿として利用し、多くの傑作を生み出す舞台となっています。
2027年夏のクラシックホテル開業を目指す
改修工事は2027年夏ごろのホテル開業を目指して進められます。創建時のヴォーリズの設計を尊重しながら、客室、レストラン、宴会場を備えたクラシックホテルとして再生されます。改修設計および工事は竹中工務店が担当し、ウィリアム・メレル・ヴォーリズの建築理念を現代に継承します。
明治大学による活発な活用を予定
再生後のホテルは、短期留学プログラムにおける宿泊施設として機能します。また大学の知的財産を社会に還元する生涯学習拠点「リバティアカデミー」主催のプログラムの会場、および地域連携・社会連携の活動の場として活用される予定です。竹中工務店は、新たに開業するホテルの名称およびホテルの運営会社について、今後順次発表するとしています。
竹中工務店のレガシー活用事業の一環
この保存・継承事業は、竹中工務店が進める歴史的建築物を未来に継承する「レガシー活用事業」として実施されます。同事業は歴史的建築物や文化的価値の高い建物を未来に継承するため、所有者から建物を一括で借り受けなどの事業参画を通じて、既存建物の魅力を活かし保存・再生・活用するものです。2018年度より新規事業として取り組んでおり、山の上ホテルの保存・継承事業は4件目となります。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000318.000119558.html