平安時代の貴族文化を学ぶ、十二単の着付け体験授業が3月12日開催


古典文学の背景を知る和歌授業
関西大学第一中学校は2026年3月12日、平安時代の貴族の生活や和歌文化を学ぶ特別授業を開催する。十二単の着付け見学や試着体験を盛り込んだユニークな古典学習となる。
同校は国語の授業において短歌創作に力を入れており、「現代学生百人一首」などの全国規模の大会で生徒や学校が入賞する実績を重ねてきた。本授業はその成果を踏まえ、発展形として企画された。平安時代において和歌が果たした役割や、貴族社会における生活文化を学ぶことで、古典を「暗記科目」ではなく、当時の人々のコミュニケーション文化として捉える視点を養う。
専門家による解説と和歌の社会的役割
和歌研究を専門とする相愛大学の阿尾あすか准教授が中心となり、授業を進める。婚姻制度や相聞歌などを取り上げ、和歌が社会的にも重要な意味を持っていたことを紹介する予定だ。生徒たちは講義を通じて、平安貴族のコミュニケーションにおける和歌の重要性を理解することができる。
十二単の着付け実演で衣装文化を実感
授業の後半では、十二単の着付けを実演する。下着から幾重にも衣を重ねていく過程を解説付きで紹介し、完成後には代表生徒が上着を羽織る体験も行われる。視覚的・身体的な体験を通して、平安貴族の装束の重さや構造、色彩の意味などを実感する。衣装は相愛大学所蔵のものを使用する。
授業の開催概要
開催日時は2026年3月12日(木)10時30分から12時20分まで。会場は関西大学第一中学校親和館親和ホール(大阪府吹田市山手町3丁目17−10)で、中学1年生約240人が対象となる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000273.000013058.html