震災から15年、新3K漁業の軌跡を描く電子漫画『フィッシャーマン・ジャパン』公開


絶望の海から立ち上がった若手漁師の実話
The FAN合同会社は、東日本大震災後の宮城県石巻市で誕生した若手漁師集団の実話を基にした電子漫画『フィッシャーマン・ジャパン ―カッコよくて、稼げて、革新的な"新3K"の漁業を石巻から全国へ―』の完成を発表した。作品は2026年3月下旬より主要電子書籍プラットフォームにて順次配信される。
記憶を未来へ繋ぐ特別なエンターテインメント
2011年3月11日の東日本大震災から15年。被災地の水産業は壊滅的な打撃を受け、多くの担い手が海を去った。しかし絶望の淵から、「カッコよくて、稼げて、革新的」な「新3K」産業へのアップデートを目指した男たちが立ち上がった。現在、水産業は深刻な担い手不足や海洋環境の変化という課題に直面している。同社は、彼らの15年間の軌跡をエンターテインメントとして描くことで、次世代へ海への希望を繋ぎ、日本の伝統産業の変革を後押しすることを目指している。
正反対の二人による化学反応の物語
作品の軸となるのは、生い立ちも性格も震災当日の境遇さえも正反対な二人の男である。長谷川琢也(ハセタク)は1977年3月11日神奈川県横浜市出身。ニュータウン育ちで地方との繋がりがなく、日本有数のIT企業に勤務していた。震災当日は34回目の誕生日を新潟のスキー場で迎えていたが、宿で見たテレビの惨状に衝撃を受け、復興支援へと身を投じた。その後、息子の後押しもあり、家族全員で石巻へ移住することを決意した。
一方、阿部勝太は1986年1月7日宮城県石巻市出身。全校生徒わずか15人の小さな小学校で、スポーツ万能なリーダー的存在として育った。「ずっと石巻で漁師をやる」と決意しながらも、大都市を5年間巡り外の世界を知ったことで漁業界の在り方に違和感を抱き始めた。震災当日は地元・石巻で被災し、「この海を元に戻してみせる」と誓い、絶望から立ち上がった。
作品概要と配信情報
本作は原作・中村旭宏、漫画・三村英士による全8話、213ページの完全版である。2026年3月下旬より各主要電子ストアにて配信開始予定。発行はThe FAN合同会社で、一般社団法人フィッシャーマン・ジャパンの協力を得ている。特設サイトではあらかじめコンテンツを確認できる。
フィッシャーマン・ジャパンの取り組み
一般社団法人フィッシャーマン・ジャパンは2014年7月、東日本大震災後の宮城県石巻市で誕生した。漁業のイメージをカッコよくて、稼げて、革新的な「新3K」に変え、次世代へと続く未来の水産業の形を提案する若手漁師集団である。2015年から続く担い手育成事業「TRITON PROJECT」では、これまでに600名以上の新規就業を支援してきた。現在は、海洋環境を守り投資を呼び込む「フィッシャーマンジャパン・ブルーファンド」の運営や海外への販路開拓まで、活動の場を地球規模へと広げている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000098903.html