スマホでオリジナル本を作成!製本会社が上質なハードカバー対応アプリをリリース


半世紀の製本技術をアプリで身近に
ハードカバーからソフトカバーまで書籍製本を手掛けて50年の東京美術紙工協業組合は、2026年4月1日にプリントオンデマンド(POD)機能に対応したスマホアプリをリリース予定である。スマートフォンから直感的にオリジナルブックやアルバム、自費出版といった作品を上質なハードカバー仕様で制作できる新サービスとなる。
スマホアプリで完結する製本注文
新アプリは、写真や画像をもとにオリジナルブック制作が可能で、トリミングや見開きレイアウトもアプリ上で対応できる。従来はオンライン注文後もメール対応が必要だったが、今回のアプリリリースによってワンストップで決済まで完了できるようになった。大半のオリジナルブック制作サービスがソフトカバー仕様であるのに対し、上質なハードカバー仕様での制作が可能という点が大きな特徴である。
まずiOSアプリとして提供され、Apple社でのアプリ承認待ちの状況である。3月中の承認完了を見込んでおり、4月よりPOD受注ページをオープン予定だ。Android版アプリについても順次開発予定で、当面はサイト上でのお申込みでの対応となる。
製本研修「一日製本職人」の申込がより簡便に
同組合では、工場内での製本工程を一般の方にも体験いただく研修サービス「一日製本職人」も展開している。入門から上級まで4段階のコースが用意されており、個人はもとより企業や図書館、教育現場など幅広く利用されている。今回、カレンダー機能を改善し、開催可能日程と受講可能人数がサイト上に表示されるようになった。申込から決済まで完全にオンライン上で完結でき、銀行振込やクレジット支払い、請求書支払いにも対応している。
紙の本の価値を次世代に伝える
紙の本市場の縮小に直面するなか、同組合は製本工程の創造性に注目し、本そのものへの愛着を実感できる環境づくりに取り組んでいる。グーテンベルク以来の製本という行為のおもしろさを体験することで、紙の本の可能性と役割をアピールしたいという想いがある。同事業は東京都中小企業団体中央会の「中小企業組合等新戦略支援事業に係る特別支援『デジタル技術を活用した販売力強化プロジェクト』」として採択され、東京都の支援を受けて実施されている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000152347.html