刺繡アーティスト沖潤子『STILL PUNK』11年ぶりの作品集が本日発売


海外の目利きも絶賛した前作『PUNK』の待望のセカンド作品集
刺繡アーティスト・沖潤子さんの作品集『STILL PUNK』が2026年3月26日、文藝春秋より刊行された。おびただしい数の針目がページを埋め尽くす作品群は、2014年末に発売された初の商業出版作『PUNK』以来、11年ぶりの新作集となる。
『PUNK』は日本はもとより、ベルギー、スイス、フランス、イギリス、ドイツ、オランダ、アメリカ、台湾といった国内外の目利き達から絶賛され、現在も版を重ねる異例のロングセラーとなっている。新作『STILL PUNK』は、その後10年分の作品と、制作の糧となる猫との日々の記録を網羅したもので、1万枚を超える写真の中から厳選されたオールカラー作品集である。
職人技が光る造本の こだわり
『STILL PUNK』の造本にも沖さんの〝パンク〟の精神が貫かれている。函の箔は国内最高峰の腕をもつ職人が1点1点剃刀で削って仕上げられるという徹底したこだわりぶりで、各所から「令和の時代にこんな造本があり得るのか!」との声が上がっているほどだ。本書は『STILL PUNK』単体でも、『PUNK』の隣においても存在感を発揮する仕様となっており、パンクに制作を続ける沖さんの静かな覚悟を感じさせる一冊となっている。
沖潤子さんの経歴と受賞歴
沖潤子さんは2002年、母が残した布に、針とミシン糸で自己流の刺繡を始めた。2009年より国内のギャラリーで作品を発表し、その際に自費出版した作品集は国内外から注文が殺到。2014年に商業出版として初の作品集『PUNK』を文藝春秋より発売し、2017年には資生堂アート・エッグ賞を受賞している。作品は金沢21世紀美術館、神奈川県立近代美術館、国立工芸館等のパブリックコレクションに収蔵されている。
今後の活動予定
今後の活動として、3月29日まで森美術館にて「六本木クロッシング2025展」に参加、4月18日までKOSAKU KANECHIKA京橋にて個展「STILL」を開催中である。さらに5月12日~24日は銀座の森岡書店にて個展「STILL PUNK」が予定されており、4月2日~8月14日はアントワープのAxel Vervoordt Galleryにてグループ展「Time and Transformation(仮)」、5月9日~11月22日はヴェネツィアにてグループ展GO FOR KOGEI「身体と物質のエスノグラフィー ―加速社会における遅さと深さ」への参加が決定している。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000935.000043732.html