ショートショート映画祭2026、「シネマエンジニアリング」テーマで5月25日開幕


アジア最大級の国際短編映画祭が第28回目を迎える
米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2026は、2026年5月25日(月)から6月10日(水)に東京都内複数会場およびオンライン会場での開催を決定した。オンライン会場は6月30日(火)まで延長される。
今年は3月28日にグランドオープンするTAKANAWA GATEWAY CITYの中の「MoN Takanawa: The Museum of Narratives」でオープニングセレモニーとレッドカーペットを開催し、映画祭の上映が皮切りとなる。同施設は建築家の隈研吾さんが外装デザインを手掛ける実験的ミュージアムである。
世界100以上の国から約5000点以上の応募、AIを活用した作品が過去最大の368点
今年の映画祭には、イラン、イスラエル、パレスチナ、イエメン、シリア、ウクライナなど戦禍にある国々を含む、世界100以上の国と地域から約5000点以上の応募があった。AIを活用したショートフィルムは368点と、昨年を上回る史上最多の応募数を記録している。
インターナショナルカテゴリーでは家族の絆や喪失からの再生が、アジアカテゴリーでは都市化による孤独や戦争・政治的制約の中での葛藤が鋭く描かれている。ジャパンカテゴリーでは不況やデジタル社会のプレッシャー、現代の家族像といった身近な心理ドラマが、アニメーション部門・ノンフィクション部門ではSNS依存への警鐘や地球温暖化、核問題の再考など社会へ問いかける作品が目立った。特筆すべきトレンドとしては、著作権問題が障壁となりやすい「音楽」をAIで制作・活用する作品が挙げられる。さらに今年は3月に京都で開催された世界初・最大級のAI特化型映画祭「WORLD AI FILM FESTIVAL」とパートナーシップを締結し、AI映像として最先端・最高峰を目指す主要受賞作品を特別上映する予定だ。
「シネマエンジニアリング」テーマで五感を体験する企画を展開
今年の映画祭は「シネマエンジニアリング」をテーマに開催される。カメラ、照明、音響、そしてAIを緻密に組み合わせ、観客の心に届く体験を設計する映画に光を当てたものだ。動画が溢れ、アルゴリズムに消費される現代だからこそ、「映画体験」の真の価値を一緒に考えていく映画祭として位置づけられている。
さらに今年のSSFF & ASIAは、五感を研ぎ澄まして体験いただくスペシャルプログラムを上映予定だ。イタリアの受刑者たちが料理と演技を通じて自らの過去や希望と向き合う姿を描く物語や、コロナ禍の閉塞感の中で友情を育んだ少女たちが一杯のラーメンを囲んで再会を果たす物語など、「食と記憶」が織りなす人生ドラマを多角的な視点で集めた「食」のプログラムが用意されている。また舞踊、音楽、アニメーションなど多様なアートを、畳敷きの映画祭会場で味わう「アート」プログラムも展開する予定だ。
プロモーション動画を募集、優秀作は賞金10万円
映画祭の開催に向けて、テーマ「シネマエンジニアリング」に沿い、五感をインスパイアするような映画祭プロモーション動画を募集している。応募期間は2026年3月26日(木)14:00から2026年5月11日(月)24:00までで、登録料は無料だ。映画祭実行委員会の審査を勝ち抜いた動画は、5月末~6月に行われるセレモニーなどで上映される予定で、優秀賞として10万円の賞金が授与される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000354.000037516.html