江頭誠『五月待つ花橘の香を嗅げば』展、4月14日から虎ノ門SIGNALで開催


毛布で表現する記憶の世界
東京都港区の虎ノ門にあるソーシャルイシューギャラリー「SIGNAL」では、Signature Exhibition vol.17として2026年4月14日(火)より、江頭誠『五月待つ花橘の香を嗅げば』展を開催する。株式会社SIGNINGの企画・プロデュースによるこの展示は、現代アーティスト江頭誠の個展となる。
古典和歌に由来する展示タイトル
本展のタイトルは、『古今和歌集』に収められた「五月待つ 花橘の 香をかげば 昔の人の 袖の香ぞする」という一首に由来している。戦後の日本家庭の象徴である「バラ柄の毛布」を彫刻や空間に貼り巡らせる江頭は、橘の花の香りがかつての愛しい人を思い起こさせるように、多くの人が郷愁を覚える毛布の知覚を通じて、自身と他者の記憶を交雑させる作品を展開している。
江頭誠のアーティスト活動
江頭誠は、戦後の日本で独自に普及してきた花柄の毛布を主な作品素材として、立体作品やインスタレーションを手掛けている。2015年に発泡スチロール製の霊柩車を毛布で装飾した「神宮寺宮型八棟造」で「第18回岡本太郎現代芸術賞」特別賞を受賞。その翌年、毛布で洋式トイレをつくった「お花畑」で「SICF17」のグランプリを受賞するなど、創作活動が高く評価されている。主な展覧会には「六甲ミーツ・アート 芸術散歩 2019」、「BIWAKO ビエンナーレ 2022」、「六本木アートナイト 2023」などが挙げられ、埼玉県立近代美術館での個展も実現している。
展示概要と開館情報
展示期間は4月14日(水)から5月23日(土)まで。オープニングレセプションは4月17日(金)18時から20時に開催される。開館時間は火曜日が10時から20時(ギャラリーのみ)、水曜日から金曜日が11時から23時(18時以降はバータイム)、土曜日が11時から18時である。入場料は無料。所在地は東京都港区虎ノ門1丁目2-11 The ParkRex TORANOMON 1Fで、電車は東京メトロ日比谷線虎ノ門ヒルズ駅A2出口から徒歩5分、東京メトロ銀座線虎ノ門駅2a出口から徒歩3分でアクセスできる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000102.000097754.html