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中村航選 プロットだけ大賞 第11回 入選 お兄ちゃんと公式で他人になりました

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漫画原作・ストーリー原案
プロットだけ大賞
結果発表

-第11回-
結果発表

お題ログライン

死んだはずの兄が別人として生きていることを知った妹が、真実を追うサスペンス。


入 選

「お兄ちゃんと
公式で他人になりました」
自由一花(著)

4.3★★★★
カテゴリ ヒューマンドラマ コメディー SF 小説

舞台・世界観

SNS疲れや過去の黒歴史から逃れるため、合法的に別人と入れ替わる身分サブスクが流行する近未来の東京。家族ですら有料オプションで他人に設定できる、ドライでコミカルな格差社会。

登場人物

柚木真帆(28)
女性。週刊誌「エビデンス命」の編集者。兄の死を不審に思い、仕事で培った特定能力で兄を追い詰める。

「その耳の形、遺伝子レベルでうちの兄貴」

柚木恒一(32)
男性。真帆の兄。3年前に転落死を偽装。現在は赤の他人として生活。嘘は下手だが逃げ足は速い。

「私は山田です」

里中孝一郎(45)
男性。身分ロンダリング会社「リース・マイ・ライフ」の社長。恥ずかしい過去のない人生を顧客にサブスクで提供する。

「戸籍も着替えの時代。昨日のあなたは、今日の他人」

ストーリー

第1章

真帆はカレー早食い競争で、死んだはずの兄が優勝する姿を目撃する。問いただす真帆に、兄は「私は山田です」の一点張り。驚いたことに、彼は実家の門外不出のレシピを山田家秘伝のタレと称してバズらせていた。

第2章

真帆は兄の潜伏先、リース・マイ・ライフ社へ乗り込む。兄はあくまで山田としての設定を死守しようとする。しかしながら、兄は身内バレ対策オプションを追加購入し、全力で真帆を知らない不審者として通報した。

第3章

警察で事情聴取を受ける真帆の前に社長の里中が現れ、兄が失踪した理由を語る。驚いたことに、兄が失踪した原因は、真帆が泥酔してSNSに誤爆した動画——兄が自作したポエムの朗読が拡散されたことだった。

第4章

真帆は動画を削除して兄と和解……せず、山田として頑なに生きる兄を仕方なく認め、その代わりに実家を手伝わせる契約を結ぶ。兄は今日も山田として、真帆に顎で使われながら、せっせと秘伝のタレを仕込んでいる。


中村先生からの一言コメント

設定がコミカルで面白い。サブスク、有料オプションなど、さもありなん、という感じで、週刊誌や会社の名前も素晴らしい。大賞の次点だった。
※中村先生の大賞選評は2026年春号にて
掲載中です


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