公募/コンテスト/コンペ情報なら「Koubo」

中村航選 プロットだけ大賞 第11回 入選 赤ペンの遺言

タグ
漫画原作・ストーリー原案
プロットだけ大賞
結果発表

-第11回-
結果発表

お題ログライン

死んだはずの兄が別人として生きていることを知った妹が、真実を追うサスペンス。


入 選

「赤ペンの遺言」
KOH-(著)

4.3★★★★
カテゴリ SF 犯罪 ヒューマンドラマ 小説

舞台・世界観

国家が進める「適正選別プログラム」。特異な能力をもつ子が次々に姿を消していた。その事実に気付いた陽介は、火事に偽装して殺された。兄と児童との交換日記に隠された謎を解いた妹は兄の生存を知り、真実を追う。

登場人物

樫村陽介(33)
男性。教育熱心で快活な小学校教師。担任した児童の不自然な転校をきっかけに、地域ぐるみの巨大な犯罪に気づき命を狙われる。

「大事なことは赤で書くんじゃない。赤で隠すんだ」

樫村栞(29)
女性。兄とは別の町で教師として働く陽介の妹。社交的で多くの勉強会に顔を出している。あるとき、交換日記に隠された秘密に気付く。

「このノート赤ペンで真っ赤。まるで、何かを塗りつぶしたみたい」

ミナ(10)
少女。陽介のクラスの児童。完全記憶能力の持ち主で巨大な犯罪の真実を記憶しているが、過去に目の前で起きた凄惨な出来事のショックで失声症になっている。

「3298765200236834556129……」

ストーリー

第1章

兄の遺品である交換日記を見ていた栞。真っ赤に添削された日記に違和感を覚え、兄の「大事なことは赤で隠す」という言葉を思い出し、赤シートをかざすと驚いたことに、兄が生きているというメッセージが現れた。

第2章

日記に隠された謎を読み解き、山村の小学校で勤務する兄を見つけるも、人違いであると一蹴される。二人になった時、ミナの存在と兄の意図を知らされる。しかしながら、栞をマークしていた追手が村に迫っていた。

第3章

視学官を名乗り学校に乗り込んできた追手は、犯罪の証拠をもつミナを探すため栞をつけていた。敵は村の通信を遮断し、包囲を始める。しかしながら、陽介と村の子供たちは2人に情報の公開を託し電波塔へと逃がす。

第4章

2人は国家が進めていた「適正選別プログラム」の全貌を生配信するためのアクセスを開始する。最後の鍵はミナの脳内にあるアクセスキーだった。そこでミナが数字を暗唱し、ついに、教育界の闇を晴らすことができた。


中村先生からの一言コメント

国家の欺瞞を暴いていく、良質なサスペンス。兄のセリフがくっきりと心に残る。
※中村先生の大賞選評は2026年春号にて
掲載中です


公募ガイド 2026年春号
最新号

公募ガイド 2026年春号

雑誌版 880円
種類
雑誌版
金額(税込)
880円
支払方法
コンビニ, カード