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中村航選 プロットだけ大賞 第11回 入選 喫茶店は瑠璃色に

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漫画原作・ストーリー原案
プロットだけ大賞
結果発表

-第11回-
結果発表

お題ログライン

死んだはずの兄が別人として生きていることを知った妹が、真実を追うサスペンス。


入 選

「喫茶店は瑠璃色に」
夜鷹旭(著)

4.3★★★★
カテゴリ ヒューマンドラマ ファンタジー 小説

舞台・世界観

舞台は現代日本。魔法使いの少女ルリは、その魔法で困っている人々を助け、故郷の平和を影ながら守っていた。そんなある日、偶然立ち寄った喫茶店で、ルリは死んだはずの兄の姿を見る。

登場人物

ルリ(15/享年5)
女性。魔法使いの少女。火事で家族を失った経験から、誰かを救うことに強い情熱を見せる。実際は彼女も火事で亡くなっており、今は幽霊。魔法の正体は幽霊の能力。

「ワタシの魔法で、絶対解明してみせる!」

ニーニ/レン(21)
男性。死んだルリの兄とよく似た青年。喫茶店で働いている。正体は一家心中の放火から生還した兄本人で、その日のトラウマに苛まれている。「ニーニ」は幼いルリによる呼び方。

「僕は、何もできなかったから……」

サタケ(58)
男性。レンの働く喫茶店のマスター。職人気質な性格で、情に厚い。レンたちの元ご近所さんで、幼くして家族を亡くしたレンを非常に気にかけている。

「なら俺のコーヒーを飲ませろ。それだけで十分だ」

ストーリー

第1章

ルリは、迷子の猫を探しているうちに、寂れた喫茶店にたどり着く。黙りこくるマスターに戸惑っていると、中から件の猫を抱いた青年、レンが現れる。驚いたことに、彼は死んだはずのルリの兄と酷似していた。

第2章

レンの正体を探るため、ルリは来る日も魔法を駆使した尾行や盗み聞きを試みるも、すべて見破られ失敗。しかしながら、サタケとレンの何気ない会話から、かつて二人が火事で全焼したアパートに住んでいたと知る。

第3章

レンが兄だと改めて断定し、彼の謎や火事の真相に対し、サタケに疑いを向けるルリ。サタケの調査を進める中、突然レンに呼び止められる。身構えるルリだったが、驚いたことに、レンは涙を流し、ルリを抱きしめた。

第4章

レンはルリに火事の真相と彼女の死を告げる。助けられなかったと謝罪するレンに、ルリは静かに首を振った。兄妹は喫茶店に戻り、最後のひと時を過ごす。レンとサタケが見守る中、ルリは光に包まれ消えていった。


中村先生からの一言コメント

設定の辻褄がよく合っていて、きれいなプロットになっている。ラストが切なすぎるけど、児童向け小説にもなりそう。アニメ化希望!
※中村先生の大賞選評は2026年春号にて
掲載中です


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