東アジア歴史対話で国家を超えた和解を考える読書会開催
東アジアの歴史認識問題を複合的に考える
少数株ドットコム株式会社は、『東アジア歴史対話――国境と世代を越えて』(三谷博・金泰昌編)をテーマとした読書会を、練馬政治研究会および民事8部監視委員会との共催で開催する予定である。本書は、過去の戦争や植民地支配の記憶、そして国家が形づくってきた「歴史物語」に、現代の東アジア市民がどう向き合うべきかを問いかける共同研究の成果である。
個人の体験と世代間の記憶を重視した内容
本書の大きな特徴は、歴史認識問題を国家間の対立としてだけでなく、個人の体験、世代間の記憶、地域の歴史経験を含む複合的な問題として扱っている点にある。内容には、「自分史を語る意味」「戦中・戦後沖縄の歴史体験」「中国の歴史認識と知識界」「戦後日本における忘却と想起の中のアジア」「植民地文化政策の評価」「世代間対話としての歴史理解」など、多面的な論点が並んでいる。このように多角的な視点から東アジアの歴史問題に取り組む点が、本書の重要な特徴といえる。
語り伝えることで開かれる和解への道
本書は、和解への道は一方的な正しさの主張ではなく、「語り、伝えること」によって開かれるという姿勢を打ち出している。個人の戦争体験や地域の記憶、国家によって作られた歴史物語を持ち寄り、そこにある傷やずれ、忘却を見つめ直すことで、東アジアにおける公共的な歴史対話の可能性を探ろうとしている。この姿勢に、本書の意義が存在する。
読書会で議論される主要な論点
本読書会では、東アジアにおける歴史認識の対立、戦争と植民地支配の記憶、世代間の歴史理解、国家が作る歴史物語の問題、そして和解に向けた対話の条件を主な論点として議論を行う。日中韓関係、東アジア近現代史、歴史認識問題、記憶の政治、国際和解に関心のある方にとって、有益な学びと対話の場となることを目指している。
読書会の開催概要
開催日は2026年4月下旬(予定)で、Zoomオンライン開催となる。参加費は無料で事前登録制である。申し込みはinfo@shosukabu.com宛に、件名へ「東アジア歴史対話 読書会 参加希望」と明記のうえ、お申し込みいただきたい。主催は少数株ドットコム株式会社、共催は練馬政治研究会および民事8部監視委員会である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000250.000158730.html