キベラスラムの暮らしの創造性に出会う新作展、京都で2026年4月開幕


「貧困」を超える暮らしの創造性を捉えた新作展
エシカル・クリエイティブ・コレクティブSHIFT80は、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭のサテライトプログラム「KG+」にて、新作展『キベラスラム、私たちの暮らしにようこそ』を2026年4月18日より京都・Sferaで公開する。この展示は、KG+ Discovery Award 2025(Supported by Fujifilm)の受賞を契機とした開催となっている。
ケニアの首都ナイロビに広がるスラム・キベラはアフリカ最大級のスラムのひとつで、数十万人が密集して暮らしている。多くの人が地名から「貧困」を思い浮かべるが、本展が捉えたのは家の扉の向こう側にある暮らしの創造性である。限られた資源の中で自分の空間を彩り、毎日の中によろこびをつくり出す人々の営みに焦点を当てている。
13年間の信頼関係から生まれた作品群
SHIFT80メンバーは2013年よりキベラのコミュニティと関わりを続け、教育支援・子ども保護・起業支援・文化芸術支援など多岐にわたる活動を積み重ねてきた。本作は、その長年の関係性の中で築かれた信頼関係から生まれたものである。撮影はフォトグラファーの政近遼が担当し、住まいの内側に招き入れてもらい、そこに暮らす人々自身の暮らしを捉えている。新作作品はFUJIFILM GFX100RFで撮影されている。
対等な出会いを通じた社会課題への向き合い方
SHIFT80は「We are all Earthlings. Share the little you have.(すべての人はおなじ地球に暮らす仲間。わずかでも持ちうるものを分かち合おう)」を理念に掲げ、アートやデザイン、ファッションを通じて社会課題と向き合っている。本展が問うのは、「支援する/される」という一方的な関係性ではなく、遠く離れた場所で生きる人々の暮らしに触れることで生まれる共鳴である。キベラに生きる人々の創造性が、見る人自身の価値観に新たな気づきをもたらすことを願っている。
展示概要
展覧会名は『キベラスラム、私たちの暮らしにようこそ』で、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭のサテライトプログラム「KG+」として開催される。会期は2026年4月18日(土)から5月17日(日)までで、開場時間は12:00-19:00、水曜定休である。会場はSfera(京都府京都市東山区弁財天町17 スフェラ・ビル)で、主催は富士フイルム株式会社、入場無料となっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000167726.html