世界的デザイナー五十嵐威暢氏の企画展が心斎橋PARCOで開催


五十嵐威暢氏とは
五十嵐威暢氏は北海道生まれのデザイナー・彫刻家で、1944年から2025年までの80年間、国際的に活躍した。サントリー、明治乳業、カルピスなどの著名なロゴデザインを手がけ、独自の手法で数字を表現したポスターカレンダーはニューヨーク近代美術館(MoMA)の蔵書となり、国際的な評価を不動のものとした。1994年に彫刻家へ転身する以前は、グラフィック・プロダクトデザイナーとして活動していた。
PARCOとのゆかりと渋谷PARCO PART3のデザイン
五十嵐氏とPARCOの出会いは1981年にオープンした渋谷PARCO PART3のプロジェクトに遡る。中心的なデザイナーの一人として参加した五十嵐氏は、ロゴや看板、ショッパー、館内グラフィックなど多くのデザインを手がけた。シンプルで力強いPARCOロゴは、社内で「五十嵐ロゴ」として愛され、吉祥寺PARCOや名古屋PARCOなど複数の店舗で現在も外壁サインとして使用されている。建て替えのために解体された渋谷PARCOから取り外されたネオンサインは、渋谷PARCOと心斎橋PARCOの店舗内で大切に常設展示されており、世代を超えて語り継がれるPARCOの文化を象徴する存在である。
心斎橋PARCOでの企画展「A–Z Homage to Takenobu Igarashi」
心斎橋PARCO(大阪市中央区心斎橋筋1丁目8-3)は、彫刻家・デザイナーとして国際的に活躍した五十嵐威暢氏の展覧会「A–Z Homage to Takenobu Igarashi」を5月22日より開催する。本展は、北海道出身の五十嵐氏と札幌PARCOとのゆかりを背景に、2025年11月に札幌PARCOで開催された展覧会を再構成した巡回展である。開業時に旧渋谷PARCOから移設された「A」と「O」のネオンサインの常設展示に加え、新たに展開する屋外展示など、見どころが満載だ。
展覧会の見どころ
本展では、1994年に彫刻家に転身する以前の、デザイナーとしての五十嵐氏のアルファベット作品に焦点を当てる。渋谷PARCO PART3のためのロゴデザインを紐解き、書体のバリエーションも紹介される。渋谷PARCO PART3のストリートギャラリーで発表されたアルファベット彫刻(現存する24点のうち20点を展示予定)や、ポスターカレンダー[PARCO ver.(1982年制作)]、AからZまでのアルファベットを題材にした彫刻やグラフィックデザインの作品が、心斎橋PARCO館内の常設展示や屋外空間を舞台として展示される。
開催概要
タイトルは「A–Z Homage to Takenobu Igarashi」であり、会期は5月22日(金)から6月14日(日)までの10:00~20:00で、入場は閉場の30分前まで、最終日は18:00閉場となる。企画展会場は心斎橋PARCO 14F PARCO HALL(現PARCO GALLERY)と御堂筋側入口前歩道(心斎橋PARCO~大丸心斎橋店間)で、常設展会場はB2F・13Fエスカレーター横である。入場料は500円(税込)で未就学児は無料。主催はパルコで、共催は五十嵐威暢美術館かぜのび、協力は金沢工業大学 五十嵐威暢アーカイブと竹尾アーカイヴズが担当する。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003814.000003639.html