山翠舎のSANSUI、ミラノデザインウィーク2026で伊デザイナーと個展開催


日本の古木が世界のデザイン聖地で輝く
株式会社山翠舎が展開するグローバルブランド「SANSUI」は、ミラノデザインウィーク2026期間中、デザインの聖地として知られる「ロッサーナ・オルランディ(Galleria Rossana Orlandi)」にて、イタリア人デザイナーのロベルト・シローニ氏との個展「FUTURE MEMORIES」を開催する。同ギャラリーへの進出は初めてであり、日本の古民家文化が国際的なデザイン舞台で表現される注目の取り組みである。
古木とステンレスが生み出す時間の記憶
本展示会場は、ミラノの「ロッサーナ・オルランディ」内の93㎡に及ぶ展示スペースが用いられる。ここで発表されるのは、解体される運命にあった古民家から回収された古木の梁材を使用し、ロベルト・シローニ氏の人類学的考察によって制作された全8アイテムのコレクションである。積み重ねた時や釿(ちょうな)の痕をたたえる梁材と、精緻に磨き上げられたステンレスの鏡面が生み出す、自然と人工の力強い対話が作品の特徴である。時が可視性・反射性を帯びた触知的な素材として立ち現れるこの試みは、人と自然の深い共生を基盤とする古民家の哲学的・文化的価値を鮮明に浮かび上がらせている。
展示概要と実施日程
展示名称は「FUTURE MEMORIES」で、会場は「ロッサーナ・オルランディ(Galleria Rossana Orlandi)」(住所:Via Matteo Bandello 16, Milan)である。開催期間はミラノデザインウィーク2026期間中の2026年4月20日〜26日で、展示面積は93㎡、展示内容は古民家の古木を用いたアートピース8アイテムとなっている。
循環と文化を支える3つのパートナーシップ
本プロジェクトは、日本の技術や精神性を世界へ発信する3社によって支えられている。ステンレス専門商社の株式会社イノウエは、創業65年を超える実績を持ち、鏡面仕上げのステンレスパーツにおいて確かな供給力と高度な加工技術を提供する。循環型事業の先駆者である石坂産業株式会社は、「ごみをごみにしない社会」の実現を掲げ、減量化・再資源化率98%を誇る。古民家・古木が素材から文化へと循環するプロセスを通じて、廃棄物処理企業としての枠を超え、デザイン・建築・文化分野との連携を強化していく考えだ。株式会社温故知新は「地域の光の、小さな伝道者」という理念のもと、滞在・食・文化といった体験を通じて日本の魅力を発信する企業である。今回の「FUTURE MEMORIES」は、2027年春に長野県小諸市にて開業予定の古民家分散型ホテルの空間設計に組み込まれる予定である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000053701.html