ndjc2026監督募集スタート、若手映画作家の登竜門


若手映画作家育成プロジェクトが参加監督を募集
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)では、文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2026」において、2026年度の参加監督を募集開始した。募集要項および提出書類フォーマットはndjc公式サイトからダウンロード可能で、応募書類の提出締切は5月18日(月)12:00までとなっている。
21年の実績を持つ登竜門プロジェクト
文化庁が主催するndjc(New Directions in Japanese Cinema)は、2006年度より運営される人材育成事業である。本年度で21年目をむかえるプロジェクトの出身監督は総勢93名となり、そのうち4割以上が商業長編映画監督デビューを果たすなど、若手映画監督の登竜門として確立されている。ワークショップや製作実地研修をとおして作家性を磨くために必要な知識や本格的な映像製作技術を継承することに加え、上映活動等の作品発表の場を設けることで、監督たちの今後の活動を支援している。
カンヌ国際映画祭での快進撃が続く
近年、ndjc出身監督による海外映画祭での活躍が注目されている。『ナミビアの砂漠』で第77回カンヌ国際映画祭にて女性監督として最年少で国際映画批評家連盟賞を受賞した山中瑶子監督(ndjc2019)、『見はらし世代』が第78回カンヌ国際映画祭「監督週間」に日本人史上最年少で選出された団塚唯我監督(ndjc2021)をはじめ、両監督ともndjcでの経験を礎に大きな成果を上げている。さらに第79回カンヌ国際映画祭(2026年5月12~23日開催)「ある視点」部門において、岨手由貴子監督(ndjc2009)の『すべて真夜中の恋人たち』が正式出品されることが発表され、ndjc出身監督によるカンヌ国際映画祭への出品は3年連続となった。
充実したカリキュラムで映像制作技術を習得
ndjcでは、第一線で活躍する多くのプロフェッショナルから学びと経験が得られるよう構成されている。映画・映像関連団体より推薦を受けた応募者から一次選考にてワークショップ参加者を選出し、ワークショップの参加人数は10~15名程度となる。その中から提出物やワークショップでの成果を勘案し、製作実地研修に進む監督4名程度を決定する仕組みである。選出された監督はプロの映画スタッフによる指導のもとで短編映画を製作し、完成後は上映会・講評会などを実施する。参加監督の決定にあたっては、有識者による選考委員が審査を行う。
2026年度のスケジュール
監督募集は4月15日(水)から5月18日(月)までの期間で受け付けられる。ワークショップは7月下旬から8月上旬に開催予定であり、製作実地研修は8月から2027年1月まで行われ、作品発表は2027年3月に予定されている。応募にあたっては推薦団体を通じての連絡・提出となるため、監督本人からの直接応募はできない点に注意が必要である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000265.000103029.html