工芸と現代表現が交差する「藝の生態系」展、2026年5月16日開幕


素・熟・展、三つの視点から「藝」を捉え直す展覧会
YUGEN Gallery(東京都港区南青山)は、2026年5月16日(土)より、展覧会「藝の生態系 ― 種・育・華 ―」を開催する。陶芸、ガラス、沖縄紅型の5名の出展作家を迎え、素材の美、熟した技、そして表現の更新を等価なものとして並び立たせる試みであり、「藝とは何か」という問いを現代において改めて立ち上げるものである。
展覧会のコンセプトは、「藝」という文字に由来する。植物と土壌、そして手の働きから成る「藝」という文字は、土を選び、時を見極め、繊細に手を動かす営みから、人が身につけるべき学問や技術を指す言葉へと展開してきた。本展では、このイメージをもとに、「種・育・華」という三つの形態から「藝」を捉え直す。
三つの相が並立する、「藝の生態系」
「種|あらわな技(素)」は素材のうちに内在する性質やフォルムをそのままあらわにする表現である。「育|持続する技(熟)」は反復の中で身体に定着し、積み重なった時間を内包する技法を指す。「華|開かれる技(展)」は伝統技法を現代において再編し、新たな表現へと展開させるものだ。
これら三つの相は、植物が芽吹き、成長し、開花するプロセスに見えながらも、優劣や前後関係を持つものではない。それぞれが独立した完成形として存在し、同時に呼応し合いながら、一つの「藝の生態系」を形作る。素材の美、熟した技の厚み、そして表現の更新。これらが等価なものとして並び立つことで、「技」のあり方が立ち上がる。
陶芸、ガラス、沖縄紅型の作家が出展
出展作家は、陶芸の井川ゆきな、高橋美衣、ガラスの池上創、袁方洲、沖縄紅型(染物)の竹内まみが迎えられる。その他の出展作家は決定次第、発表予定である。展覧会は2026年5月16日(土)から6月7日(日)まで開催され、平日は13時〜19時、土日祝は13時〜20時での開場となる。最終日のみ17時終了であり、入場は閉場30分前までとなっている。会期中は無休で、入場料は無料である。5月15日(金)16時〜20時には内覧会も開催され、どなたでも参加できる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000599.000074187.html